学生に贈る社会人100人の言葉 -13ページ目

学生に贈る社会人100人の言葉 NO.11

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はじめまして。
何を書こうか、、、迷ったのですが、
私自身、学生時代には就職活動支援を行っていたため、沢山の学生さんと接してきました。
その中で感じたことをお伝えしようと思います。


“自分に正直に生きていますか?”


自分に正直とは、
人生や仕事、家庭などに対して自分の考えを持ち、その考えに従い前へ進もうとすること
と定義しましょう。

私自身学生時代を振り返ると、
まだまだ自分の考えをはっきりと持っていなかった頃です。
流れに流され生きていたという感覚ですね。
流れに乗る乗り方だけは覚えたけど、どの方向へ進むかという決定をしていませんでした。
それが、就職活動という自分との向きあう機会が出現したことで、動き出しました。
就職活動は、自分の人生どうしようかと真剣に考えるきっかけなんですよね。
幸いにも私自身は本当にここで働きたいと考える企業、そして仲間と出会えたわけですが、
それは自分に正直であり続けたからこそだと思っています。

さまざまな就職活動対策をこなしてくると、その環境に適応するあまり、まるで別人のような話をする就職活動生も多かったりします。
環境に適応しようとするあまり、自分をなくしちゃったら面白くないじゃないですか。
就職活動に限らず、環境の大きな変化が訪れるのが学生そして社会人の間だと思います。
いや、人生そのものが大きな流れの中にあるんですよね。

その変化の中で、自分に正直な人間か、
変化の流れに流される人間か。

どちらが良いとか、悪いとかではなく、
それは自分で選択できるわけですよね。
ただ、生き生きと生きる人間は間違いなく、自分の考えをはっきりと持っているからこそ、
揺ぎ無く、自分の意思を形にしていくのはずです。


どうか、この文章を読んでくださった皆さんも、
環境の変化に流されて変に賢くならず、
もっと自分に正直な面白い人生を目指していただけたらと思います。


兵庫県出身
中高一貫校を経て、大阪大学に入学。理系学生として過ごす。
大学院にまで進学するが、この時点で理系の道を進み続けることに疑問を持ち、就職活動。
コンサルティング会社へ内定の後、就職活動支援団体の運営を行う。
その後、コンサルティング会社の経営悪化に伴い、内定を辞退。
再び、就職活動を行い、他のコンサルティング会社への就職する道もあったが、
最終的には父親が経営する会計事務所に就職する。
現在は税理士の資格取得を目指しながら、会計処理および会社経営全般を行っている。