第1章 「魂」…②・③・④ | 獏井獏山のブログ

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魂② 「人間の本来の能力」

人として生まれた当初の赤ちゃんは例外なく泣きに泣く。なぜ泣くのか。それを解明する。

「神聖天国」〔宇宙〕の支配者の命によって、今将に生まれようとする人(新生児)の肉体に入り込んだ魂は、「神聖天国」に存在する全ての魂が発する「宇宙の声」(音)を聞き分ける能力を持っている。

しかし、まだ言葉を使えない赤子の思いを把握する能力を失った親(大人)は容赦なく俗世の習慣を赤ちゃんに押し付ける。この「習慣の押し付け」は赤ちゃんが持って生まれた万能の知恵(脳の働き)を滅多矢鱈と破壊する要素を持っている。赤ちゃんはこれに反発して泣きじゃくるのである。が、毎日毎日の教化によって約95%の脳みそを破壊尽くされ人間社会の習慣に慣れた赤ちゃんはやがて温和しく(いわゆる賢く)なる。この段階に来ると既に宇宙のメッセージは聞き取れなくなっている。何故なら「宇宙のメッセージ」は内容が高度であるばかりではなく、その数は言葉に直せば1秒で数億語に及ぶからである。そのメッセージは生まれたての赤ちゃんの頭で働いていた1兆個の脳味噌でしか聞き取れない大きさなのだ。

 

(しかし敢えて言えば、大人も一時的に宇宙のメッセージを聞けるチャンスが与えられる。つまり宇宙の声が音として伝えられる。それは脳の働きが5%の人間にはその超高速の音は耳鳴りとしてしか聞こえない。蝉の声や鈴の音や旋盤に削られる鉄の音のように鳴り続ける凄い耳鳴りこそ、宇宙のメッセージなのだ。

・ある時ハッとそのことに気付いた私もその音を即座に聞き分ける能力は無くなっている。が、唯一、万能の脳を回復できる手段がある。安座して目を閉じて無心の境地になり得たごく一瞬、全脳が活動して宇宙の声を聞き取ることが出来るのだ。それは0.5秒程の間だが、その時間帯で人間のいう百億語にも及ぶ声を聞き取ることが出来るのである。)

 

魂③ 「永劫不滅の魂」       

「永劫不滅の魂」

肉体が死んで腐蝕または焼滅しても「魂は永劫に不滅である」と私は考えている。

・私の「魂の本籍」は宇宙に存在する「神聖天国」である。私の母が身籠って出産する瞬間(或いは胎児の時点で)「神聖天国」の支配者(神)の命によってこの肉体に送り込まれたと考える。詰まり、この肉体は死ぬまでの、概ね100年前後の間の「魂の仮の住処」なのである。そしてそれは永劫不滅の魂にとっては瞬時の出来事に過ぎない。

・やがて肉体が死を迎えて朽ちると此処を抜け出して「神聖天国」に戻ることとなる。そして又、一定期間を経て再び人間やその他のものに送り込まれては「神聖天国」に戻される。

・魂はこうして次々と誰かの肉体に入っては魂のエリアである「神聖天国」に戻ることを繰り返す。その過程で魂は成長を遂げるのだ。

 

魂④ 「神聖天国は苦の無い世界」   

 ・「神聖天国」は苦と云うものが微塵も無い光の楽園である。「神聖天国」を浮遊する無数の魂は光り輝く世界でこの上もない悦楽に包まれて悠久の時を過ごす。人間知能では想像もし得ない長く終りの無い時間をここで過ごす。しかし1個の魂は成長するために、終わりの無い時の中の本の一瞬、即ち概ね100年余を最長とする期間、「神聖天国」に君臨する神の命を受けて苦に満ちた世界に修行の為に送り込まれるのだ。地球上の人間もその対象の1つである。

故に、苦の世界の修行を終えて「神聖天国」に戻ることが魂の求める最大の願望である。しかし俗化した人智はそれを理解し得ない。それは人が修行を放棄して逃げ出さないために仕組んだ神の知恵である。

この世で背負わされた人生の苦を乗り越えて生き、科せられた任務を果たし終え「神聖天国」に帰れば其処に間違いなく光り輝く至福の世界が待っている。…そして又、一定期間を経て再び人間やその他のものに送り込まれては「神聖天国」に戻される、という転生等が繰り返される。それを繰り返しながら魂は成長を遂げていくのである。