呟53「新コロナ・ウイルス」 9  | 獏井獏山のブログ

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・何時顔を出すのか、と呆れ果てかけたとき、テレビでアベが新コロナ・ウイルス対策に関する方針を語った。何か数項目について「要請」をしたようだ。実行するかしないかを決めるのは要請された側である。実行しようがしまいが要請する側に「責任」はない、ということになる。

 とはいえ、国の中心が動き出した事は評価すべき事である。

・これに対し、誰彼に影響する、迷惑を被る人達が居る、その他色々の批判が溢れ出ている。特にトーク番組のコメンテーターなどは口々にボヤキ倒している。云うことは皆当ってはいる。何故なら誰でも考え得る、アホでも思い付くボヤキだからだ。重大な事をやろうとすれば何らかのデメリットは付き物だ。要はどっちが大きいかだ。ここで反問する。云っていることは一杯あるが代案は示せるのか?ダメだダメだ、というばかりでなく「こんな良いやり方があるのに何故やらないのだ。」という具体的な妙案を聞かせてくれ!アホでも云える「ボヤキ」なんか聞いたって何の役に待たたない。

 

・寧ろ今の状況下でこれは手緩いのではないか、と俺は思っている。小規模の組織や国民層に丸投げするのでなく、国として強大強力な組織を構築し、強権を以て進める事があるのではないか。俺が具体的な答を持っている訳でなない。強力組織は「頭脳集団」と「広範に亙る医療機関の受け入れ体制」だ。

「頭脳集団」には「得体の知れない怪物相手で効果の程に確信はないが、医学的に考え得る解決策・案」を1つ1つ考え出して貰って、思いきって提言させ、国が強権を以てこれを実行するのだ。

また「広範に亘る医療機関」はどの地域に居る人もウイルスに犯さた疑いがあれば煩瑣な手間を掛けずに診療を受けられるようにすることだ。これを確立するには民間を含む医療機関に対し強権を以て受け入れを「指示」する必要がある。それには膨大な金が掛かるだろうが、国難と云えるこんな時こそ生きた金使いをすべきだろう。

 

・以上の事を強行する為の条件は大きく2つある。(阿呆の愚案)

 ★1つは「それを実行するために使う予算に糸目は付けないこと」…高官の外国旅行費や国防予算の一部(1兆円程度)を削れば十分と思うが不足なら予備費から出せばいい。

 ★2つ目は頭脳集団が打ち出した提言を受けてこれを実行する国の施策が「ムダ(失敗)に終っても、それに対する責任は一切問わないこと」だ。退治する相手は「影も形も見せてない怪物」である。これを捕まえるのは…いや、姿や動きを見付けることさえ至難の業であろう。これを見透かすのは頭脳集団の、ある種「推測」に頼るしかない。頭脳集団なら幾つもの仮説(推測)が立てられるのではないか。その仮説を国が片っ端から次々と実行する。これしか無いのではないか。

 

・「怪物」は今も増殖しつつある…いや、既に数字的に表に現われている数百数千倍の人の肺の奥にウイルスが潜んでいるに違いない。恐ろしい状況下にある事を認識して強い指導力を発揮してほしい。

 

・アベはこれまで「責任が私にある」と云った事で、(自分の売名や利になる事は着実に実行するが)国民の為になる事を、口では云うが実行したのを見聞したことが無い(俺だけかな?)。一度でいいから、上記の事を実行して欲しい。実行して呉れたら俺はそれだけで「安倍さん、よくぞやって呉れました。ありがとう。」と礼を云いましょう。