・出た結果を見てから「当局の対応は後手々々！」と素人のコメンテーターなどが訴えるのをよく見る。…例えば「１４日間、罐詰にして陰性だから下船したが、その後になって陽性者が出た」というケースを取り上げてガタガタ云っているが、下船を決定した当時は「これでOK」と判断する見解しか出せなかったのだ。…今回のコロナ・ウイルスのように「影も形も見えない怪物」の正体を掴むには試行錯誤を重ねるしかない。
・俺も前のブログで「体制＝頭脳集団の塊」を作った上で必要なら「国は戒厳令を出す」「巨額の国費を惜しまずに支出する」位の事をすべし、とまで述べた。
・そして今、「頭脳の塊たる対策本部」が作られ「有識者会議」も開かれているのだから、そこで出された結論を実施するしかない。その結果、予想しなかった事態が出てきても、今時点では「神」以外に予見出来る事ではない。
・從って「対策本部・有識者会議」は今後とも緩むことなく「新たに、微かな片鱗を見せる怪物」の姿を見付けると即座に対応する、という「作業を積み重ね」、並行してデータを分析して「学問的見解の確立」に努めて頂きたい。そして「空振りに終わってもいいから」予算を惜しまず注ぎ込んで色々の対策を試行し続けて欲しい。
・事態が生じた後で「あの対応は甘い、遅い。ああすれば良かった、こうすれば良かった。」などの文句はアホ～のホッホッホでも云える。そしてクドクド云う奴はアホの上にドの付くドアホ～～のホ だ。
トーク番組で物知り顔で喋る奴もいるが、そんな論評も云うだけでは何の役にも立たないから聞きたくない。云うならお前が「実行」しろよ！ 事態が生じる前に予言し、予言通りの事態が生じたなら褒めてやるよ。「有識者会議に入って当る予言をして下さい。」とお願いするよ。後出しジャンケンで銭を拾うな。