新コロナ・ウイルスが物凄い勢いで広がっている事は容易に推測できる。
医療関係者をはじめ報道機関も含め関係者は皆、懸命に頑張っている様子はどのチャンネルでも挙って取り上げていてよく分る。また医療の専門家も対応すべき心構えを伝えている。それらの報道に触れて総じて分ったことは「正体が掴めていないので大変だ」ということと「なるだけうつらないように気を付けよう」と云うことで、何をすればいいか具体的対策は何も解らない、ということだ。こんな事を云っている間にも物凄い勢いで広がっているだろう、ことは誰かに云われなくても分かっているのだ。大変さの抽象論や逆に気休めは何の役にも立たない。てんでバラバラの個別の意見はもういい。国が中心となって「大きな頭脳集団の塊」を構築して衝に当たって欲しいと切に願っている。…現時点で、この状態を招いた責任者は誰も居ない。誰の責任でもない。そして、陣頭指揮を採って為す事が空転に終っても責任は問われない。手掛かりも無い「怪物」を仕留めるためには失敗を恐れず解決の可能性のあるあらゆる手段を試みる必要がある。成果の如何を問わず、試みる勇気に対して誰一人として愚痴る権利はない。巨額の予算を使ってでも色んな事を試行して欲しい、と願っている。