呟㉘「懲りない借金財政」と「無責任な廃炉処理」 | 獏井獏山のブログ

獏井獏山のブログ

ブログの説明を入力します。

夢で聞いた天の声」

昨夜の夢の中で天から声が聞こえてきた。恐い顔をしていた。『ワシは尾崎行雄だ。獏よ、獏総理よ、夢を食っているだけじゃぁ能は無い。ワシの言うことをよく聞け』と。顔もよく知らない昔の人であるが、生前の親父から「尾崎行雄は大政治家だ。あれほど偉い政治家は居ない。吉田以上だ。」とよく聞かされていたので、そんな朧げな記憶を元に想像で膨らんだイメージの偉人が夢に出たのだろう。優しそうであり乍ら凛として厳然たる信念の籠った声であった。夢と云うのは起きてからはっきり思い浮かばないものだが、何故だか大政治家が云った事、というか、云わんとした趣旨ははっきり脳裏に残っている。大先生、曰く…

『来年も又、100兆を超える予算概算要求のようだな。それが『一億総活躍』の進展を図るなどと云っているが、『一億総活躍』と云うのは今現在における己れ等の生活を良くすることだけを目的にしている事のようだとワシには見えた。

もし将来の人の為に、今まで現在社会を仕切る人間の勝手に依って積み重ねて来た禍根を、将来のため今のうちに責任を持って払拭するというのなら、何はともあれ「1000兆を超える借金を未来の日本人に遺さない事」を最優先とすべきではないか。(少々の借金をしたって国が潰れるような事は無い、ぐらいの事は分かっておる。しかし先々々々の事は分からん。分かっているのはお前が生きている間は潰れることは無い、ということだけだ。ワシが考えろと云うのは先々々々の事だ。お前がやらずに誰がやる。今やらなければ将来汚名を残す事になるぞよ。)

戦後70年、あの瓦礫と飢餓の中で、今の日本を築いてきた人々のお蔭で恩恵を蒙って今のうのうと余裕ある衣食住を得ている己が…受けた恩恵と云うものを知覚しない人間が、事もあろうに付け上がって「己がいい顔、いい格好、良い目をするための施策」を行うべきではなかろう。

今の日本の繁栄を如何にも己が築いたような顔だけはするな。先人の苦の積み重ねで築いた繁栄を、出来上がった後に生まれて大した苦も味わっていない己が享受しているという事を知れ。

もう己自身をより満足させるのは止めにして、将来の為に少しは苦労しろ。本当に将来の日本人の幸せを考えているのなら今こそ己が身を挺して借金減少に腐心・努力しろよ。

天に居つつも報道などで知り及んだところでは膨大な借金は大企業を潤す為の公共事業や防衛費や外国への大判振舞いに多額を費やすそうではないか。その何方も己の欲望を満足させることじゃないのか。もういい加減に「本当に将来のためになる国造り」をしようや。今まで先人が苦しんだ分の楽をし尽してきたんだろう、お前。この辺で本当の満足と感謝を示したらどうだ。やがて近々失うかも知れない今握っている権限を握っている間に、折角のこの機会に出来る限りの役得をしようなんてセコイ事を考えるなよ。それともう1つ、高が1個の人間だという事を忘れるな。

1人の人間がどう足掻こうが、逆立ちしようが、偶さか偉い高い所に持ち上げられようが、2人分の人格は決して得られないということだ。1人の人間として付け上がらず与えられた「報酬と名誉」分の働きをせよ。』 と。

 

…別に俺はそんなに偉い人間ではないし何を云われているのかよく分からない乍らも何故か知らん何となく耳の痛い話…いいや、夢ではあった。

     

「どうする放射能の処分」

 隠蔽されて忘れかけそうになっていたが、今日も目に見えない放射能が広がりつつある中、水中凍壁の失敗は隠しようがなくて表面化したかと思うと、今度は「廃炉に依る放射能処理後の管理が10万年掛る」という事が明かされた。それでは責任者が生きているうちに処理できないではないか。

若し、物が物だから責任の持ちようがないよ、という言い訳材料に使われてはかなわない。今の中に取れるべき責任を取らないと何のための一生だったのかと後世に汚名を残すことになるぜ。例えば私財を擲って被害者を救うとか。…と憤慨しているうちに川柳が出来た。

 ・口約束しか出来ないけど…

「責任は 十万年後に ちゃんと取る」

  ・ああ、何時もの口約束ね。信用できないね。

   「事故処理は 十万年後に 一任し」

  ・…心配するな…そのうち何とかなるだろう、ワッハハッハ…巫山戯やがって巫山戯やがって、この野郎!

  「400年 経てば責任 風化する」

 

そんな先のことより、「新規原発建設だけは絶対やめる」、「40年を超える原発の再稼働は止める。況してや今回のような見切り発車は絶対しない。」と約束して! 口先誤魔化しで約束破れば職を辞任する、と云って¡