平和への思いが集まる場所。HWPL KOBEのオンラインイベントで意見交換と反戦キャンペーン実施
2023年10月27日、国際平和NGOである(社)天の文化世界平和光復(Heavenly Culture, World Peace, Restoration of Light:HWPL)の神戸支部(以下HWPL KOBE)は「PEACE トーク~戦争のないしあわせの作り方~」をオンラインで開催しました。
このイベントは、平和に関心がある市民が戦争終息のための効果ある活動について考えたり、より活発的に活動するための刺激やヒントを得る機会として開催されました。イベント当日は、学生や社会人、運動家ら14人が参加し、それぞれが行っている平和活動や平和を成し遂げるために何が必要だと考えているのかについて発表し合いました。
イベントはHWPLおよびHWPL KOBEの紹介で始まり、その後2部構成で進められました。1部では参加者のうち2人が、自身が実践している平和活動について発表をしました。2部では3チームに分かれて、チームごとに2つの議題についてディスカッションを行いました。
1つ目の議題『発表者の感想のなかで共感できたこと、気付きなど』では、発表者の活動や平和への思いに対して共感や感心の声が多く聞かれ、平和実現への思いを一層高める時間になりました。
2つ目の議題『戦争を無くすための効果のあるよい方法は何だと思うのか?』については、戦争や平和に関心を持つようになったきっかけなどバックグラウンドを活かした視点からの平和構築の意見や、それぞれ実践している平和活動に賛同の声が上がるなど、お互いの意見を尊重し合いながら終始和やかな雰囲気の中、前向きで建設的な意見が多く聞かれました。
イベントの最後には、希望者に対して「トゥギャザーピースキャンペーン」への参加時間が設けられ、HWPLが出した声明文「イスラエル–ハマス戦争に関する(社)天の文化世界平和光復(HWPL)の声明」を朗読し、スローガン「ONLY VICTIMS, NO WINNERS(犠牲者のみ、勝者なし)」を掲げてイスラエル・ハマス戦争の終息を願って写真撮影をしました。
1部で発表したK.K.さん(20代男性)は、姫路に住みながら定期的に広島に赴き、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で被爆によって亡くなった方々の名簿を書き写す活動をされています。Kさんは「広島と長崎のことは教科書に載っていない知らないことばかりで、被爆国として知っておかないといけないと思い勉強を始めた」「友達にそんなことをして何になるんだとか気持ち悪いと言われたこともあるが、78年前に亡くなった人は自分と同じ人だったんだと思うと、一人ひとりが生きていた証を残したい」と語りました。
発表したK.A.さん(20代男性)は、ゴミ拾いボランティアや地域のコミュニティ活動を行いながら、自身も平和について考えるために宗教について勉強する時間を持っておられます。「今より未来がよりよい社会を創りたい」をモットーに活動されており、「子どもがのびのびする社会をつくっていきたい」「愚痴を言うのは簡単だが、そうではなく人を喜ばせる人になりたい」と話しました。
また2部のディスカッションでK.Y.さん(20代男性)は、「戦争を起こさないために平和教育を充実させていくことが重要だ」「加害の歴史を棚上げにして被害にあった歴史を語りがちだが、何をしたのかを相手の視点で考える必要がある」とし「本当の平和とは何かを考えるプログラム作りを目指している」と話しました。
イベントに参加したK.T.さん(30代男性)は「(平和のために)考えを共有したり、意見を出し合ったりすることがなかなかないが、この場に参加できて良かった」とし、「戦争や平和について普段言いづらいことを言える場としてこのようなイベントは救いの場になると思う」と感想を述べました。
N.M.さん(30代女性)は「自ら行動している方々が信念を持って活動していることが伝わった。戦争のない平和な世界をつくるためにできることを探して実践していきたいと思う」とし、M.T.さん(40代女性)は「戦争と自分との関わりを考えて、できることを見つけて行動することが、戦争を知らない世代の私たちがすべきことだと思った。今回のようなイベントにこれからも参加していきたい」と感想を述べました。
HWPL KOBEは今後も、地球上のすべての戦争終息と平和実現のため、今回のように平和の思いを分かち合うイベントの開催やボランティア活動など様々な活動を通して、一人でも多くの人と共に後代にまで続く平和の世界を築いていく所存です。
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≫ 問い合わせ先
一般社団法人 HWPL KOBE
E-Mail:hwpl.kobe@gmail.com
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このイベントは、平和に関心がある市民が戦争終息のための効果ある活動について考えたり、より活発的に活動するための刺激やヒントを得る機会として開催されました。イベント当日は、学生や社会人、運動家ら14人が参加し、それぞれが行っている平和活動や平和を成し遂げるために何が必要だと考えているのかについて発表し合いました。
イベントはHWPLおよびHWPL KOBEの紹介で始まり、その後2部構成で進められました。1部では参加者のうち2人が、自身が実践している平和活動について発表をしました。2部では3チームに分かれて、チームごとに2つの議題についてディスカッションを行いました。
1つ目の議題『発表者の感想のなかで共感できたこと、気付きなど』では、発表者の活動や平和への思いに対して共感や感心の声が多く聞かれ、平和実現への思いを一層高める時間になりました。
2つ目の議題『戦争を無くすための効果のあるよい方法は何だと思うのか?』については、戦争や平和に関心を持つようになったきっかけなどバックグラウンドを活かした視点からの平和構築の意見や、それぞれ実践している平和活動に賛同の声が上がるなど、お互いの意見を尊重し合いながら終始和やかな雰囲気の中、前向きで建設的な意見が多く聞かれました。
イベントの最後には、希望者に対して「トゥギャザーピースキャンペーン」への参加時間が設けられ、HWPLが出した声明文「イスラエル–ハマス戦争に関する(社)天の文化世界平和光復(HWPL)の声明」を朗読し、スローガン「ONLY VICTIMS, NO WINNERS(犠牲者のみ、勝者なし)」を掲げてイスラエル・ハマス戦争の終息を願って写真撮影をしました。
1部で発表したK.K.さん(20代男性)は、姫路に住みながら定期的に広島に赴き、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で被爆によって亡くなった方々の名簿を書き写す活動をされています。Kさんは「広島と長崎のことは教科書に載っていない知らないことばかりで、被爆国として知っておかないといけないと思い勉強を始めた」「友達にそんなことをして何になるんだとか気持ち悪いと言われたこともあるが、78年前に亡くなった人は自分と同じ人だったんだと思うと、一人ひとりが生きていた証を残したい」と語りました。
発表したK.A.さん(20代男性)は、ゴミ拾いボランティアや地域のコミュニティ活動を行いながら、自身も平和について考えるために宗教について勉強する時間を持っておられます。「今より未来がよりよい社会を創りたい」をモットーに活動されており、「子どもがのびのびする社会をつくっていきたい」「愚痴を言うのは簡単だが、そうではなく人を喜ばせる人になりたい」と話しました。
また2部のディスカッションでK.Y.さん(20代男性)は、「戦争を起こさないために平和教育を充実させていくことが重要だ」「加害の歴史を棚上げにして被害にあった歴史を語りがちだが、何をしたのかを相手の視点で考える必要がある」とし「本当の平和とは何かを考えるプログラム作りを目指している」と話しました。
イベントに参加したK.T.さん(30代男性)は「(平和のために)考えを共有したり、意見を出し合ったりすることがなかなかないが、この場に参加できて良かった」とし、「戦争や平和について普段言いづらいことを言える場としてこのようなイベントは救いの場になると思う」と感想を述べました。
N.M.さん(30代女性)は「自ら行動している方々が信念を持って活動していることが伝わった。戦争のない平和な世界をつくるためにできることを探して実践していきたいと思う」とし、M.T.さん(40代女性)は「戦争と自分との関わりを考えて、できることを見つけて行動することが、戦争を知らない世代の私たちがすべきことだと思った。今回のようなイベントにこれからも参加していきたい」と感想を述べました。
HWPL KOBEは今後も、地球上のすべての戦争終息と平和実現のため、今回のように平和の思いを分かち合うイベントの開催やボランティア活動など様々な活動を通して、一人でも多くの人と共に後代にまで続く平和の世界を築いていく所存です。
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