***初恋*** 3話
相葉side
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『な、なに!?』
ゆっくり階段を上がり、
踊り場を覗いた。
そこには人がいた。
ゴミ箱をあさってる?
俺はその人影に懐中電灯の灯りを向けた。
『誰・・・?』
「ひゃっ!!!」
女・・・の子?
ではなかった。
明らかに男の子だ。
うちの学校の制服を着ている。
でも、女の子と見間違うような顔立ちをしていた。
つんと高い鼻。
肌の色は白く、
小柄だ。
瞳は透き通っていて、
うるうる、キラキラしていた。
『な、何やってんの?』
「あ、えと・・・探し物・・・してて・・・」
なんだ・・・
探し物か・・・