ふたばの「嵐小説」 -135ページ目

***初恋*** 3話




相葉side



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『な、なに!?』



ゆっくり階段を上がり、


踊り場を覗いた。



そこには人がいた。


ゴミ箱をあさってる?


俺はその人影に懐中電灯の灯りを向けた。




『誰・・・?』


「ひゃっ!!!」




女・・・の子?


ではなかった。


明らかに男の子だ。


うちの学校の制服を着ている。


でも、女の子と見間違うような顔立ちをしていた。


つんと高い鼻。


肌の色は白く、


小柄だ。


瞳は透き通っていて、


うるうる、キラキラしていた。




『な、何やってんの?』


「あ、えと・・・探し物・・・してて・・・」



なんだ・・・


探し物か・・・