***初恋*** 4話
相葉side
-----------------------------------------------
『俺も一緒に探そうか?』
「あ!大丈夫です!全然、たいしたものじゃないんで・・・」
その時、君は少し悲しそうな顔をした。
その顔を見て、君をほおってって置くなんてできないと思った。
『何年生・・・なの?』
「あ、えと・・・高1です。」
『へー!名前は?』
「二宮・・・です。」
『にのみや・・・?』
どっかで聞いたことある名前だなぁ・・・
もしかして・・・
『二宮和也くん!?』
「は、はい」
二宮和也って・・・
うちのクラスのやつも、
部活のやつも噂してた子じゃん!
今の1年の入学式のときに、
めっちゃ可愛いやつが来た!
って・・・
どんな子か気になってたけど、
なかなか見ることできなかったんだよなー。