ふたばの「嵐小説」 -133ページ目

***初恋*** 5話




相葉side


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『うわーー。みんなが噂するだけあるなー。』


「へ?噂?」


『あ、なんでもない!こっちの話!!!』


「あの、あなたの名前は・・・?」


『俺?俺は相葉雅紀!3年生^^よろしくね!ニノ!!!』


「に、ニノ?」


『今考えた二宮くんのあだ名^^いいっしょ?』




クスッ




俺の言葉にニノが笑った。




「初めてですよー!そんなあだ名wwwハハッ!!」




さっきまで暗かったニノはどこにいったのか、


ニノは笑っていた。




『笑った・・・』




うれしくて、思わず声に出してしまった。




「へ?」


『・・・いや///なんでもない///』


「へんなの。相葉さん^^」




俺も、同世代のやつに相葉さんなんて呼ばれたのはじめてだよ・・・




「相葉さんは、どうしてこんな遅くに学校来たんですか?」


『いやー。ちょっと課題忘れちゃってさ^^;』


「そうなんですかー。」


『今何時だろ・・・げっ!もう10時じゃん!』


「じゃあ、俺帰りますね^^」


『え、探し物いいの?』


「はい、本当にたいしたものじゃないんで。」




ニノは笑ってたけど、


冷たくて、悲しい笑顔だった。