蒲団の中での幸福   カント |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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   確かカントでしたか、ハマトンの知的生活の中で、蒲団に繭のように包まれて寝ている時が一番体調が良いと記述していましたね。

  天才と言われる人達は、脳の消費使用が凄すぎるのか、人生の晩年になって、狂ったり、脳の病気になったりすることに気をつけよ、そうハマトンは書いています。

  高田先生は、こむずかしいことは60歳を過ぎたら考えない方が良いとも書いていますね。


  確かこれも私の記憶ちがいかもしれませんが、養老さんとか、丸谷才一さんとか、田村隆一さん、それに世界のウィトゲンシュタインは、ミステリーが大好きでしたね。
 きっと、使いまくった脳を休息させるために、良い意味でパターンを楽しむミステリーを愛読していたのかもしれませんね。



  私は、ミステリーとはあまり縁がありません。

  きっと脳を酷使していないからかもしれませんね。


  ポーや、江戸川乱歩の世界、それに、ハーンの世界は好きです。


  丸尾 末広 という漫画家。
  彼の絵をよくよく見てみると、デッサンがしっかりしていますね。
  あれだけ、描くのは、そうとうの時間がかかると思います。


  それでも、江戸川乱歩の世界をあの独特の丸尾ワールドに変容させています。
  さすがだと思います。

  「残酷」というのは、三島由紀夫氏は好きでしたね。
  それでも、彼は、「奇形」はダメでした。
   江戸川乱歩氏はそのあたりは、わかりませんが、確か、日記かなにかのなかで、日々、犯罪のことばかり、考えている自分、表面的には普通の一般市民なのに、・・・毎日、作品のためにとはいえ、犯罪を四六時中考えているというのはどんなものか・・・とか書いていましたね。


   でも、作品と、作家の日常は、まったく違うものです。
   三島由紀夫氏は、そこを慄然と分けたと書いています。
   日常では、普通に時間厳守の義理堅い男くさい男、常識を普通に持っている、憂国、体を鍛え言葉を大事にする、・・・・
    創作の中では、犯罪を含め人がけっして普通扱う事を忌み嫌うような行為などを含め、怖れずにあえて、冷静に、ピンセットで、とりあつかうようにして、適正なる日本語に置き換えて行く。


 
  
  そんなことを考えいたら、もうこんな時間です。

  また、マイペースにもどります。


 

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