私の家の夕飯記録は、何回も書いてますが(しつこいですね。笑)母親が83歳ですので、料理作るのも今や「戦い」の様相を呈しているのです。
料理を作り終わると、ああ疲れたっと言って長椅子の上にバタンキューと倒れて、タバコを一服。
そういう姿を見ているうちに今のうちに記録しておかないと、今に、作ってくれなくなりそうな感じがしたんですね。料理と言っても30.40代の専業主婦の方のような手のこんだ料理もありませんし、皿に凝ったり、流行の素材も出てきはしませんが、とにかく、フツウなんです。笑い。このフツウを写真で残そうと思った次第です。
いづれ私一人になったときに、料理の全記録見ながら、母の料理をなつかしむというのもいいんじゃないでしょうかね。

手前の刺身は、ふくらぎ、ですね。「コズクラ」→「ふくらぎ」→「ハマチ」→「ブリ」 と成長にしたがって呼名が変わっていくことから、出世魚といわれます。冬季には「寒ぶり」といって美味ですね。このふくらぎのとろんとした柔らかさが絶妙なんですヨ。個人的にはブリの方が好きですが。笑い。富山でもこのふくらぎは、よく料理されるようですね。やまかけと合うらしいですが、こんどチャレンジしてみたいです。
後ろには庭で採れた野菜と、「真鯛のホッペ」です。葛と一緒に真鯛のオトシを煮込んだものですね。葛のところてんのような味わいが、ワインにも焼酎にも合いますね。日本酒でもいけるでしょう。
右が黒豚のシュウマイです。でも出来合いものでも専門の店でつくってるものらしいですが、ぎっしり肉のうまみが詰まっていましたね。
北海道の一番良いところは食べ物の自給率が100パーセントを超えているところです。肉も野菜もすべて、近くの農家から出荷されていますので、毎日の食にこだわり続けていけば、外食するよりも大幅に食事代を節約もできますし、食の愉しみを味わうことができる、まあそれが田舎の利点しょうね。