「象の背中」の役所さんが言う言葉。「その日までは、死ぬ日までは生きていたい」 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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男と女がいる。

 アニマとアニムスがある。

 人はそれに惹きつけられ、もみくちゃになり、疲れ、喜び、新たに再生する。

 少なくとも私はそういうふうに男と女の問題を見ている。


 それでも日本の平均寿命はなんと世界1。

 「象の背中」の役所さんが言う言葉。「その日までは、死ぬ日までは生きていたい」

 そうですね。

 いつもと同じ生活をしながら死を迎えたい。日々の時間を、まわりの人々との関係を、そのままにして、

 生きていたい。誰しもそう思うはず。


 ところで私の好きな作家の中で短命の方はというと、50代前後で亡くなった好きな作家は、

 三島由紀夫、渋沢竜彦、開高健、壇一雄、坂口安吾、夏目漱石などですね。クリムトなんかもそうですか。


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 好きな作家で、若死にした作家というと、おなじみ、太宰と芥川です。あと梶井基次郎なんかも大好きでしたが肺結核でなくなりましたものね。竹久夢二なんかもはいりますか。


 ここで逆に長生きした私の好きな作家を思い浮かべてみます。

 小林秀雄、確か83歳。
 ピカソ、 確か93歳
 吉行淳之介確か70歳
 小磯良平 確か85歳
 小倉遊亀 確か105歳
 宇野千代 確か95歳
 パブロ・カザロス確か97歳
 瀬戸内寂聴 生存中

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 私は美術の専門化でもなんでもありませんし、寿命の研究をしているものでもありません。
 ただ、好きな作家には、かなり深くはいりこんで接するもので、「なんでこんなに差があるのかなあ」と
いつも好奇心が沸き起こってくるだけなのですね。

 たとえば、勝手な意見として、この5人の私の好きな作家たちは、皆、「人に深く惚れる」違う言葉で言うと、「恋愛事件でてんやわんやした経験の持ち主」ですね。ピカソは6回離婚していますから。
 街角でいい女に出会うと、「あっ君だ」と、アプローチ。すごい人です。
 
 あるいは戦争体験者、
 あるいは日本的な食事のスタイルを守った人。
 あるいは指と手を酷使した人。
 

 渋沢さんは愛妻家だと思うし、開高さんも遊んだかもしれませんが恋愛は確かさほどないです。
 三島さんも恋愛はしたとは思いますが、ぞっこんはないのかもしれませんし。

 人の本質が透けて見えるほど異性にうちこむことは、それは「戦争」ですよね。

 やはり、カレルがいう様に、人は厳しい環境におかれた方が「生命力」が爆発するというのは、
ほんとうのようですね。

 あくまでも、私の妄想と空想のたまものの言として笑ってくださいませ。

 死ぬその日まで楽しく生きていきたいものです。