だいぶん、北海道の生活に慣れてきた。今日は、旭川にはインターネットカフェはないと、あきらめていたが、偶然に見つけて、仕事の合間にワードで創作できる時間を作る事ができて少し安心する。
やはり、東京に長くいたので、どこにいっても、そのライフスタイルは続けたいというのが私のマイ・ペース。
不思議なことに東京にいた30年間よりも今のほうが、東京を意識している。以前何かの本で、ユリシーズを書いたジョイスの精神状態にふれ、イギリスやフランスのパリなどの芸術の中心部で創作をするのではなくて、常にその華やかな場所を意識しながらも自分の故郷のダブリンについて書き続けた、彼について書いていたが、その「場」というキーワードは最近気になる。
「人は失って初めてその失ったものの価値がわかる」とは誰の言葉だったか?
デジタルとアナログの結婚という馬鹿げたことを考えている私が今は、自然と人工のmarriageを考えている。