「日本人の愛人と晩年くらした」 2           ゲイリー・ピーコック |   心のサプリ (絵のある生活) 

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「日本人の愛人と晩年くらした」            ゲイリー・ピーコック

禅に興味があったらしい。
京都に愛人と住めれば男としてこんなにすてきなことはないだろう。
voices も  tales of another も、そんなふうにして、つくられたジャズレコードなのだろう。


ゲイリーは、もともとアネットと結婚している。
ポール・ブレイは、カーラと結婚している。

その後、二人とも日本に傾斜し、ゲイリーはカーラと結婚。
ポール・ブレイは、アネットと結婚。

4人はその後も、4人で、さまざまな音楽活動をしている。
最後には、ゲイリーは、日本の京都に「禅」の研究で訪れている。
そして、「愛人」が京都にいたらしい。

いいではないか。




この曲を聞きながら、龍村仁監督の地球交響曲ガイアのサイトもチェックしていたのだが、偶然にも、そこには、エンヤがでており、宇宙飛行士、野沢重雄のハイポニカ、=一粒のトマトの種から2万3万のトマトの実を
自然につくりあげる日本人、そして像の象牙をとられ殺された子供象を助け自然に戻している外国の女性などなど、ケルトからアメリカから日本からと、世界はひとつだなあ、とも感じる。

特に、エンヤのCeltsというCDは、以前、さほど、感じられなかったのに、ここ最近、こころにずしずし、と来る。

特に、Aldebaranという曲は、私が幼年期を過ごした、北国の、さまざまなオブジェやら、刺激してくれる。
なんども書くが、屋根から伝わるつららに反射する光や垂れ続ける雫、家の地下の倉庫に投げ捨ててある父親の黒の長靴、その横にある斧や錆び付いた鉄板、釘やデレキや捨てられた石炭の屑、雪の凍ったところに昨夜通った隣人達の足跡がついている、窓に張り付いた霜の雪の結晶、空高く舞う黒鴉、近くの墓地からあたりに低く流れてくる樹々を焼いたような匂い、--これは人を焼いた匂いということが後から分ったが--、緑の小さな小島にひっかかったスノーボートがそのまま氷附いた河の風景。
 


皆で何かしないと。


なにかが生まれそうで、何かが死にそうだな。
この地球。