「人が右にいけば自分は左に行く」   フジ子・ヘミング |   心のサプリ (絵のある生活) 

  心のサプリ (絵のある生活) 

画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
至高体験の刻を大切に
絵のある生活 を 広めたいです !!!

マックさんのコメントで井上陽水を聞く。この9.5カラットを今頃レコードで聞いているのは私ぐらいなものか。
ところがレコードの方が音はいいのだから、何もCDに切り替える必要もなし。


9.5カラット
1984/12/21発売 FLCF-3855
01 はーばーらいと
02 ダンスはうまく踊れない
03 TRANSIT
04 A,B,C,D
05 恋の予感
06 いっそ セレナーデ
07 飾りじゃないのよ 涙は
08 からたちの花
09 ワインレッドの心


やはり、傑作だ。今時これぐらの名曲を若い頃に聞ける奴はそういないと思う。
スガシカオの夜空も悪くはないがやはりはーばーらいと、そしてワインレッドを聞き直すのも悪くはない。

ゴーギャンの美術本をぺらぺらしながら、緑茶に風邪薬。
のどがまだ痛いが、なんとか最低必要のことはできる。
お好み焼きを作り、息子にテスト。
評判上々。


フジ子・ヘミングを読みながら人生について考える。

「ある芸術家からマリア・カラスはお金持ちのおじいちやんをつかまえたからあそこまでいけた。君も有名になりたかったらそうしなきゃ」
と言われたこともある。モーツァルトもゴッホも純粋に生きた芸術家はみんな、悲惨な人生をたどっている。才能だけで有名になるなんてできない。でも、私はあきらめなかった。チャンスは必ずくると、信じていたから。」


「日本人というのは「それどこで買ったの」と聞いて同じものを買う人ばかり。でもフランス人はそうじやない。人が右にいけば自分は左に行くみたいなところがある。私はフランス人のような性格の人が好きなのよね。」

最近は日本人もこんな人は増えてきているような気がするが。