甘い果実を含む、彼のライブを聞きながら、絵を書いている。
ひかりが部屋の中にあふれる、私の一番好きな時間はすでに
終わってしまったが、彼のライブは部屋に広がり続ける。
快楽の渦から疎外されているような感覚。
ワイルドの音楽を模範とし俳優を模範とするというキーワードを出すまでもなく、これらの黄色い少女達の歓声のなかにはある意味での人生がある。
植草甚一のようにいつまでも音楽を聞くことを大切にする。
○マイルスデイビス 「ダーク・マーガス」
○幸田未来 「feel my mind」
○コブクロ 「straight」
○apogee 「fantastic」
○筋肉少女帯 「golden best」
こんなふうに、普段はまったく聞かないというよりも、テレビも見ないんだから聞くチャンスのない、しかも、人気のあるCDに耳をとうすのである。
こころを白紙にして、偏見をもたず、彼ら彼女らの歌を聞いてみる。
すると発見がある。
37才の取引先の女性にスガカシオといったら、笑われた。スガシカオ、なのだ。
しかし、スガカシオで検索したらでるわでるわ、やはり、スガカシオの方が暗記しやすい覚えやすい響きなのだろう。