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先日、第7回経済学セミナーが100名ほどの参加を頂きZOOMにて開催をした。
テーマは、「長期化するウィズコロナと本格インフレへの対策」
参加資格はランチェスター戦略社長塾を受講された方のみ。
本格的なインフレ時代とは、長期的な物価高が続くということ。
その背景と何故、長期化するのかを解説し、それに対する対策をレクチャーした。
そして今後は益々、格差が広がる社会となって行くことも話をした。
格差には、様々な格差がある。
一般的には、所得格差がよく言われている。
この所得格差になる最大の要因は、「知識格差」だと思う。
親の所得が下がれば、子供に十分な教育を受けさせることが出来なくなる。
そしてその子供は、十分な知識を持たずに社会へ出ることになる。
脳が未成熟のまま社会に出れば、知識労働に従事することは難しい。
残念ながら、肉体労働は知識労働と比べると、相対的に賃金は低い。
そして、コミュニケーションは所得でセグメンテーションされていく。
カースト制のようになってしまい、そこから抜け出すには4世代かかるというデータまである。
※カースト制 インドには生まれで人を差別するカースト制がいまだに残っている。一旦、カースト制で区分されてしまうと、生まれ変わらなければ、その身分は変わらない。
日本では、それに近いものが所得格差から生まれている。
しかし、これはなにも一般人だけの問題ではない。
企業間にも、この格差は確実に生まれている。
いわゆる、企業間格差。
もしくは、業種格差。
IT企業を代表に、現物を生み出さない業種がある。
一方で、現物を生み出し、それを売って対価に変える業種がある。
言い方を変えれな、無形資本主義の業種と、有形資本主義の業種。
ここに大きな格差が生まれている。
GAFA+マイクロソフトの5社の時価総額が、全世界の企業の時価総額の50%に達したことが、それを象徴している。
では、全ての業種が無形資本主義の業種に転換すべきなのか?
その選択を考える時に、ランチェスター戦略は役に立つ。
どちらが激戦区?
どちらが勝ちやすい?
弱者企業がマーケットを選択する時、
市場の大きさより、ライバルの少なさを選ぶ。。。
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読み手に考える余地を残すブログを冊子にしました。