
◇ ラジオ関連ブログ
◇ 経営に最も役立つ哲学を学ぶ場はここにあります。 苫野哲学ジム
◇ ランチェスター戦略社長塾98期生名古屋募集 定員8名
11月4日(火)スタートの毎週型7回シリーズ (ZOOM開催)
関連ブログはコチラ
只今、東京新小岩のスタバから。
昨日、同業者(経営コンサル)から相談を受けた。
「経営改善の依頼を受けたクライアントは、何を言っても帰って来る言葉は、でも、だって、とはいっても、ばかり・・・」
と、愚痴のように言っていた。
内容を聞いて、アドバイスをした。
「そのクライアントは起業した時、既にやってはいけないことのオンパレードで始めてしまったので、身を切る決断をしないとムリだと思う」
「経営改善しようにも、資金繰りで振り回されているので、改善もムリだと思う」
「先ずは、リスケ専門、再生専門のコンサルに依頼した方がいいと思う」
※リスケ 返済が困難になった際に、銀行と交渉して融資の返済条件を一時的に変更すること。
具体的には、返済期間の延長や月々の返済額の減額などが一般的で、資金繰りの改善
を目的として行われます。これはリスケジュールの略語です。 AI辞書より
そのクライアントに限らず、起業、独立した人の多くが陥る以下のミスをした。
何処へでも行く、誰にでも売る、何でも売る・・・
商品は特化したが、誰にでも売り、何処へでも行った・・・
商品と客層は特化したが、何処へでも行った・・・
失敗の共通キーワードは、「何処へでも行った・・・」
商品と客層を絞って特化すると、「商圏を広くしないとお客がいない」という思考に陥ってしまう。
結果、「何処へでも行った・・・」になってしまう。
「ランチェスター戦略とは地域戦略である」:田岡信夫
この一言が、全てを表している。。。
------------------------------------------------------