

◇ ラジオ関連ブログ
◇ 経営に最も役立つ哲学を学ぶ場はここにあります。 苫野哲学ジム
◇ ランチェスター戦略社長塾98期生名古屋募集 定員8名
3月2日(月)スタートの毎週型7回シリーズ (ZOOM開催)
関連ブログはコチラ
多数の意見が正しいとは限らない。
全員が間違えることもある。
人間は過去、そんな過ちを繰り返してきた。
それは「多数」と言われる人たちの思考レベルによって、その意見が出来上がるのだと思う。
場所によって、国によって、その多数の思考レベルが違えば、違った意見が出来上がる。
ただ、その意見は、その場の誰かによって操作をされてきた歴史がある。
俗にいう大衆意見とは、その誰かの思考が蔓延したものだったりする。
そして、「その誰か」は実は、人間ではなく、集団の心理と雰囲気が生み出した群像のように思う。
これはもう、大衆意見ではなく大衆心理と言えるもので、気づいたら「いつの間にか」という状態になっている。
方向性の無い小魚の大集団のように、気まぐれに動くのが大衆心理であり、一夜にして常識すら変えてしまう。
みんなが言っていたから、だれだれが言っていたから、この意見が多くなればなるほど、それ以外の意見は否定されていく。
だが、この意見が絶対に正しいという保証はどこにも無い、実は誰も真実など見ていないのだ。
人間は様々な情報から、仮説を立てて生きているようなもの。
大事なのは情報を鵜呑み、盲信をせず、先ずは自分の中で仮説を立てることだと思う。
大衆から抜きん出た存在になるには、
入って来る情報は、
自分が立てた「仮説を検証するもの」と捉える。。。
------------------------------------------------------






