12月12日(月) 晴れ
猟銃誤射で男性1名死亡 兵庫・佐用町
衝撃的なニュースが流れました!
昨日の猟は「ハットトリック達成!」とはしゃいで、写真を撮り、解体をして、シカ肉を分配して、
猟師小屋でコーヒーを飲みながら談笑をして、解散してからしばらくすると、大阪・神戸の友達から、メールやら電話で「ニュースで見たけど、佐用町の猟グループや言うてるけど、アンタらと違うやろな~」 多数の方々からの連絡で始めて知りました。
時間が経って、情報を収集してみると事故の概略が見えてきました。
大変なミスがいくつも重なり合って、起こった悲劇と云えます。
状況はこうです。
①二つの猟グループが、ニアミスを冒しています。 グループAは午前の部を終了して、昼食
のため自分らの猟犬を回収する最中でした。
②そこへBグループの男は、勢子からの無線でこの付近に猪が逃げ込んだ旨の連絡を
受けて、軽トラで大急ぎで駆け付けたのです。
③駆けつけてみると、なにやらガサゴソ動いている。猪に違いない! ズドン!
もうお気づきですよね。
ガサゴソ動いているからと言って発砲するのは、無茶です。 いや!アホです。
銃を発射するには、いくつもの条件があります。
①農道・林道など道路を隔てて撃ってはいけない。
②矢先(銃口の先)の安全を確認すること。跳弾の危険はないか確認すること。(撃った弾が
岩とか、竹藪の竹に弾かれて、予想もしない方向に跳ぶこと)
③ガサゴソして撃とうとしている物は、猪か? 鹿か? 猟犬か? 人間か?を目視するまで
引き金を曳いてはいけません。常識以前の問題です!
④複数の猟隊が鉢合わせすること自体が異常です。 別の猟隊が入っているのは、近くに
軽トラが止まっている(ハンターの軽トラには無線のアンテナが取り付けられていたり、犬小屋を積んでいるのですぐ分かります)とか、GPSに自分の犬ではない信号が入ってくるとかで
判断できます。 先客のいる猟場には入らないのが鉄則です。
⑤犬探しをしていた若者ハンターは猟友会のオレンジ色のベストを着用していませんでした。
仮に、猟友会に所属していなくても、オレンジ色の帽子・ベスト(市販されています)を着用する義務があります。
今回の悲劇は、起こるべきして起こったと言わざるを得ません。
それだけ、ルール・マナー・義務を軽視し過ぎています。
なんと言っても、ガサゴソ!ズドンの男の行動は許されません!
若い人の尊い命を奪った罪をどうやって償うのでしょうか?
実は、猪三郎はこの両グループの中に、顔見知りの人間がいますので、非常に複雑な
心境です。
一番困るのは、これを機に公安委員会の銃規制が益々厳しくなり、3年に1回の更新手続き・
これからハンターになろうとする人達への締め付けが大変な負担を強いられることは
容易に想像できるからです。
銃がなくなれば、犯罪も事故も事件も、起きないと言うのが、公安委員会・マスコミ・世間一般の大方の考え方のように見受けます。しかし、本当にそうでしょうか?
銃は怖いもの、銃を持つ人は恐ろしい人という、無知と偏見の見方には、大いに疑問が
あります。
銃を悪者にするのではなく、本当の原因は銃を扱う人の、人間性・適応能力・良識にあるのだと、猪三郎は常々考え、主張しています。
使える人が、使え込めば、「銃」ほど役に立つ道具はありません。
たくさんの方々が、心配をしてくれて連絡をいただきました。
ご心配をいただき有難うございました!
これからも、無事故・無違反を誇りに「猟隊 雀の宿」を運営してまいります。