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NPO法人 はりま田舎暮らしの会

NPO法人活動の情報発信基地です。

2月26日(日)  晴れ

 
昨日の興奮が冷めやらぬ猟隊ですが、実はクロが手負いの大猪に尻尾を
噛み千切られてしまいました。
 
3人がかりで猪を仕留めたまでは、良かったのですが、現場で獲物を回収して、
絡んで止めたクロとクマを回収して気が付いたのですが、クロのお尻が血で
真っ赤っかに染まっていました。
 
なんと!尻尾の半分が無くなっていたのです。
鉄砲の弾を何発も撃ち込まれた腹いせに、クロの尻尾に噛み付いて、喰い千切って
しまったのです。
 
猪の解体処理はメンバーに依頼して、親方は加古川のG動物病院へ急行しました。
ここの院長先生とは、ワンコ達の主治医でもあり、ランニングターゲットの射撃仲間でもあり、
犬友でもあるのです。
 
早速、外科的処置をしてもらいました。
一夜明けた、クロの姿です。
 
首にはエリザベスカーラーを付けられて非常に窮屈です。
お尻を見てください。申し訳程度に付いた細い尻尾が哀れです・・・・。
 
 
アップでお見せしましょう。
 
 
なんとも、可哀想な姿です。
 
3人でパン・パン撃たずに、最初の一発で倒してくれれば、こんな痛い目に合わなくて
済んだのに・・・ ブツブツとクロが嘆いています。
 
本当に、尻尾を切られただけで、命に別条がなかったのは、不幸中の幸いです。
手負いの猪に牙で腹を裂かれて75針も縫った猟犬とか、大きい牙で胸を突かれて即死
した猟犬を見てきていますから・・・・。
 
特にクロは昔から、猪と絡むと接近戦を得意とするタイプです。
猪の耳とか、尻尾に噛み付いて猪の動きを止めるという猟芸を持っています。
その分、負傷する確率も高いのです。
過去にも、猪に肺を突かれて、シューと肺から空気を漏らしながら、ヨタヨタと親方のところまで帰ってきたこともありました。
 
同胎の3兄弟でしたが、昨年・一昨年に逝った「カイ」「デン」は猪とは距離を置いて闘うタイプで、いわゆる、啼き止め芸タイプですから怪我はしませんでした。
 
動物病院の院長先生、曰く、抜糸まで10日ほどかかるから、今猟期は休ませてやりなさい。
とのことですから、デンを失って戦力ダウンの猟隊ですが、更に戦力がダウンします。
 
あ~ぁ、たまりませんわ・・・・・  猪のスパートが・・・?
 

 

2月25日 (土) 晴れ

 
狩猟期間は11月15日から翌年の2月15日までの3か月間が普通ですが
兵庫県は、鹿・猪に限り、3月15日まで許可されています。
 
絶不調の猪猟にスパートをかけるべく、慎重に猟場を選定しました。
今の時期は、そんなに山奥ではなく、比較的、民家に近い出尾根で寝ていることが多いので、
今期、初めての猟場に布陣して、放犬しました。
 
作戦的中!5分もしない内に和犬雑(北海道犬の血が50%・紀州犬が25%・ビーグル犬の血が25%のクマ)が鳴きだしました。続いて、ビーグル50%・紀州犬50%のクロが後を追います。
親方の足元に居た北海道犬100%の姫も気配を感じたのか、現場へ急行します。
 
GPSで犬の軌跡を確認すると、600mほど前方まで追い込んでいます。
無線で、マチ場のメンバーに犬の動向を知らせながら、山の中を走っていきました!
(自分では、走っているつもりですが、傍から見ていると、「あの、オッサンなにをヨタヨタしとるんや!」と思われるくらい、気は急いているのですが、下半身はデンデン虫状態だったと
思います。
 
遠くから、銃声が4・5発聞こえてきました! 同時に無線に緊張した声で何かを叫んでいますが、雑音交じりでよく聞き取れません。
 
落ち着いてから、報告を聞くと、この3人で仕留めた様です。
大変大きくて立派な雄の猪ですね~!
 
最初に、左側の加古川のTさんが発砲したのですが、致命傷にはならず、猟犬が追い立てて
女将さんの真ん前に出てきたところへ発射! それでも、猪突猛進の言葉どおり、女将さん
目がけて、一直線! 女将さんは猪の突進をもろに受けたので、たまらず、ドスンと後ろへひっくり返り青空を見ていたようです。
 
近くに居た、お馴染みの後期高齢者・Nさんが、止めの一発を撃ち込んで、ゲーム終了!
3人揃って、写真を撮った後には、「いや!自分の弾が効いている!」「いいえ!私の一発です!」 「イヤイヤ、儂やで」と、主張をしだしたので、一応、独りで獲った格好だけつけることにしました。
 
 
これだけでは、満足できずに猟師小屋に帰ってからも、記念撮影のオンパレードです。
 
 
 
 
やっぱり、ハンターにとって、猪は立派な勲章です!
明日もスパートかけるで~!!
 
 
 
 

 

2月19日(日) 快晴
 
絶好の狩猟日和です。午前中は雲一つなく晴れ上がりました。
本日の猟果は鹿3頭です。
 
ウチの猟隊では、朝のミーティングをホワイトボードを使って念入りに行います。
誰が何処でマチを張るか? 犬は何処から入れるのか? マチ場の隣には誰が居るのか?
等々、安全狩猟には欠かせない情報交換の場です。
 
誰が何処に入るかを決める時に、必ず一番奥の高いマチ場を希望する御仁がいます。
今年、78歳を迎える伊丹市のNさんです。
 
普通、山奥の高い場所は登るのに時間と体力を消耗するので、敬遠しがちですが、老体にムチ打って登って行きます。 
その分、獲物に遭遇するチャンスが多いのも事実で、今日も本日一番のお手柄でした。
 
 
しかし、山奥から獲物を引きずり降ろすのは、さすがに一人では無理で、若いメンバーの
手助けが要ります。
 
2頭目は、昨日も鹿2頭をゲットして大活躍の三田市のKさんです。
 
3頭目は「猟隊 雀のお宿」の女将さんでした。
 
 
今日は、猪を3頭のつもりが、鹿に化けてしまいました・・・!
又、来週に頑張りましょう!
 
 
 
 
 
 
 
 
2月18日(土) 曇りのち晴れ
 
大変永らくお待たせを致しました。 やっと、念願の猪をゲットです。
思えば昨年の12月4日以来の獲物です。
 
やれ、「後期高齢者の独壇場!」とか「ワンチャンスでハットトリック達成!」などと騒いで
おりましたが、ハンターにとって猪はやっぱり「勲章」なのです。
 
この達成感を味わいたいが故に、寒かろうが、山道で転倒しようが鉄砲担いで頑張っているのです。
 
今日のお手柄は、昨シーズンは6頭もの猪をゲットした郵便局長さんです。
 
 
 
メタボのメス猪です!大きさも丁度いい具合で美味しそうな肉付きでした。
普通、この時期になると、肉付きも脂の乗りも悪くなるのですが・・・上物です!
 
この状態から、皮を剥ぎ、骨を外して肉の塊にするまでには2時間から3時間はかかりますので、今夜は強制残業です。 でも喜んでの残業ですから今、話題の過労死にはなりません!
 
一方、鹿も2頭ゲットしました。
三田市のベテランハンターKさんです。
今日は2頭共、雄鹿でした。
 
明日の天気予報も大丈夫の様子です。
明日も頑張るぞ~!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2月12日(日)  晴れ
同じ兵庫県でも、日本海側は豪雪で大変なことになっております。
中山間の当地も大雪が心配されましたが、昨日、今日と非常に寒かったけど猟ができました。
 
兵庫県では、シカ・イノシシなど有害鳥獣による農林業被害が深刻な問題となっています。
一方、それら有害鳥獣の捕獲を担うハンターは、年々減少しているために「兵庫県狩猟マイスター育成スクール」を実施しています。(無料)
 
そのスクールを卒業した新人ハンターを預かって、一人前のハンターにして欲しいと、加古川のG動物病院の院長先生から依頼を受けていました。
 
そのうちの一人、加古川のTさんが今日から合流しました。
育成スクールも大事ですが「百聞は一見に如かず」の例え通り、仲間に混じって狩猟初体験。
 
なんと!その彼が射撃場でしか発砲したことなかったのに、マチ場についてから、暫らくすると猟犬の鳴き声とともに目の前にシカが飛び出してきたのを、ズドン!と1発!
 
当たってしまいました。やっぱりビギナーズラックってあるんですね~
(彼は、猟隊の皆さんのおかげです・・・と、しおらしいことを云ってましたがネ)
 
撃ち倒したのも生まれて初めてなら、河原で内臓を抜くのも生まれて初めてなので、ちょっと
腰が引けていますね~
 
これで彼は、大物猟のどっぷりとハマッてしまうでしょう。
 
だって、初参加の初日に鹿をゲットしたのですから、内心、彼は自分は天才だと思い込んでいることでしょう!
その思い込みが、彼の人生を狩猟一色に変えてしまう位、今日の出来事は衝撃的だったに
相違ありません。
 
 
来週は残り2名の新人も合流する筈です。
さてさて、ビギナーズラック・パートⅡに乞うご期待ですネ!
(お願いやから、猪を撃って!)
 
今猟期は極端に猪は不猟です。昨シーズンはこの日までに13頭の猪を獲っていたのに
今期は、未だ2頭のみのお粗末・・・やっぱり、猟犬デンを失ったのが堪えます・・・。