今、振り返れば、いろんなことがあった。



3年目になる、あの人との関係。

だけど、もう、終わらせなければ。


そう思う。



このまま続けたって、結局一緒にはなれないだろう。

でも、どんどん好きになっていく。

どんどん愛してしまう。


でも、届かない。


私があの人をいとしく思うほど、あの人が遠く感じる。





ただただ、産みたかった。

あの時、桜と共に散ったあの人の子供。


時が過ぎるにつれ、産みたかったのだと思い知らされる。



これから先、例え誰と連れ添っても、私は産みたかった、と

思ってしまうのだろう。



これは、私の罪。

そして、その想いは私の罰。





                                    ラブラブご愛読、ありがとうございましたラブラブ



にほんブログ村 恋愛ブログ 叶わぬ恋愛へ ブログランキング・にほんブログ村へ


ペタしてね


相変わらず、月末月初は残業が続いたが、

それ以外は休みを取ったり、自由がきくようになった。



あの人がいたから、私は離婚を乗り切れた。

もちろん、家族や友達の存在も大きいが、一番はあの人だ。



私の仕事が早く終わるときは、あの人は私のマンションに来て

夕食をし、月に一度は海へ行った。





2008年の9月。

もうすぐ中間決算、という時期、私は会社を辞めた。



元来、旅行好きの私。

独身になったし、友達も海外に住んでいることもあり、むくむくと

旅行癖が頭をもたげたのだ。


会社のことを気にしながらではなく、ゆっくり遊ぼうと思い、

派遣契約を更新しなかった。



半月ほどヨーロッパをめぐり、帰国後も気ままに国内外問わず旅行し、

今はのんびりとプー太郎生活をしている。




だいたい週3日はあの人が私のマンションへ来ては一緒に夕食をとる

生活をしている。



もちろん海にも行っている。



以前より一緒に過ごす時間が増えたせいか、私たちはどこか

似てきたかもしれない。


外で食事をしていても、夫婦と間違えられることが多く、

ちょっと嬉しい私がいる。




幸せだが、それ以上を望んではいけない切なさ。

幸せと寂しさが紙一重。

お互いの存在を公にできない虚しさ。



それが不倫の辛さなんだろう、と思い知らされている。





にほんブログ村 恋愛ブログ 叶わぬ恋愛へ ブログランキング・にほんブログ村へ


ペタしてね


皮はパリっと、中はジューシー。



家庭で作るギョーザがこんなに美味しいとは知らなかった。


海でしてくれるバーベキューは結構、男の料理的なダイナミックさだったから

こんな繊細な料理もできるんだ、と驚きもした。



喜ぶ私を見て、あの人も嬉しそうだった。

久々に作ったのも楽しかったらしく、





       また、仕事休んで、一緒にギョーザしよう。




嬉しそうに言う、あの人に私はちょっとイジワルで、





      てか、お家では作らないの?





と聞くと、





      嫁になんか食べさせたくない。





と、口をとがらせた。



海でのバーベキュー同様、たまの平日、あの人のギョーザを

楽しむ会が、私たちの定番になった。





にほんブログ村 恋愛ブログ 叶わぬ恋愛へ ブログランキング・にほんブログ村へ


ペタしてね