今朝は、支留比亜珈琲小松店より、おはようございます。
早朝の喫茶店というのは、自宅で作業するよりも、雑音がないからか作業がはかどります。
思索を色々と巡らすのも有効です。なので、こんなぼやきをしてしまうのですが。
さて、BNIにおける毎週のチャプターミーティングで、
『プレゼンテーション』というは、非常に重要なセクションでございます。
ウィークリーにせよ、メインせよ、ここを上手に魅せることは、当然加入率にも関わってきます。
日本にBNIをもたらした大野真徳ナショナルディレクターも、
初めてイギリスでBNIに参加したとき、メンバーのプレゼンテーションが素晴らしく、
自分もこんなプレゼンテーションができるようになりたい!と思って、BNIに入会したそうです。
また、例えプレゼンテーションが多少下手くそでも、
『あなたから買いたい!』と思わせることができれば、
そのプレゼンは成功と言えるでしょう。
ちなみに、BNIではプレゼンを学ぶためのトレーニングを数多く提供しておりますので、
プレゼンを磨く機会がたくさんあり、実際にプレゼンが上手になったメンバーがたくさんいらっしゃいます。
その上で、個人的にプレゼンが上手い人、下手な人を鑑みると
「商品・サービスの強みを自分の強みと誤解している」が、ひとつの鍵になっているのではないかと思います。
BNIのプレゼンに関するワークショップでは、
『他社(他者)にはないあなたの強み(=USP)』※Unique Salles Proposition、
『競合他社の分析』等を徹底的にやります。
だから、同じような商品・サービスを取り扱っていても、十人十色のプレゼンテーションがあるはずなんですよ。
でも、一生懸命、その商品・サービスの良いところをプレゼンしてしまう。
それも大事かもしれませんが、『じゃあ、アナタから買いましょう』にはならない。
その商品・サービスに付加価値を付けるのは、取り扱っているアナタなのだから、
アナタが『私から買うとこういうメリットがあります』と示さない限り、
売上が伸びることはないと思います。
だって、「別にアナタから買わなくても、
それを取り扱っているヒトを知ってるから、買うなら、そのヒトから買うよ。」ってなるから。
じゃあ、どうしたら良いか?というと、
『もう、いっそのこと商品・サービスの説明を止めてみる』
のが良いのではないかと思います。
私がかつて家電量販店のアルバイトで、パイオニアの商品を一生懸命売っていたとき、
命題は確かに『パイオニアの商品を売る』ことでしたが、お客様のニーズに徹底的に寄り添うことを自然にやってました。
「何のためにこの商品がいるのか」「何がしたいのか」と徹底的に伺い、
その上で、そこにパイオニアがあれば、パイオニアの商品を売りました。
でも、そうでなければ、他のメーカーでも、しっかり売ってました。
ライバルであろうとも、お客様それを必要とするならば、責任以て販売しました。
そういうことをやっていたので、お客様はもちろんのこと、店員さんからも支持され、
私が関わらなくても、自然とパイオニアの商品の売り上げが上がっている状態になりました。
こういう状況になれば、ぶっちゃけメチャメチャ営業効率は良いですよ。
何もしなくても、売れちゃうんですから。
商品・サービスの説明を止めて、自分から買うメリットを徹底的に磨く。
そんなプレゼンがあふれるチャプターミーティングを望んでやみません。