目の付け所は・・・ | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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先日開催されたBNIナショナルカンファレンスで、

久々に沖縄のチャプターメンバーで、泡盛を造っている中里迅志さんと再会しました。

 

 

そこで、琉球のもろみ酢を紹介されていたので、試飲してみたところ、

大変においしく、また健康にも良いと言うことで、箱買いしました。

というわけで、本日より”アミノ生活”はじめます。

 

 

 

 

さて、本日ご紹介するのはこちらのガラケー。

ソフトバンクモバイルより販売されたシャープ製の携帯電話です。

まだまだ電源は入るのですが、古すぎて電波が対応しない(3G)ので、

電話としては使い物にはなりません。

しかし、ここに保存されている写真などのデータをなんとか外に出せないか?

と相談いただきました。

 

 

幸い、マイクロSDカードスロット(電池を外さないと分からない)がありましたので、

「SDカードを介してデータを取り出せば良いよね」と思ってましたが、

やはり古すぎて、対応するSDカードは2GBまで。

手持ちの余ってるSDカード(64GBとか、32GBとか)は使えないので、

別途取り寄せることにしました。

 

ま、それは良いのですが、ガラケーなんて時々母親が使っているのを触るぐらいで、

具体的な操作方法なんか覚えちゃおらんのです。

大事なデータですから、消さないように取扱説明書を読みながら作業することに。

 

 

シャープのホームページには説明書が公開されています。

PDFファイルになっており、ダウンロードして読むことができます。

 

 

その中で、この機種独自の機能があるらしいのですが、この意味が分からない。

すると、別添えの「読本」に記載されている模様。

 

じゃあ、それをダウンロードしようとしたら・・・。

 

 

「XMDF」

他の説明書は、PDFなのに対して、このファイルだけは、

なんとも聞いたことのないファイルになっていました。

拡張子も「.zbf」とうもの。

最初、他のPDFよろしくダウンロードして開こうとしたら、

これを開くアプリを選択してくださいときたもんだ。

 

んで、色々調べてみるとどうも

シャープが開発した電子書籍端末に対応した独自規格らしいんですね。

 

 

90年代後半は、いわゆる電子手帳(スマホの前身)が流行った時代でもあり、

シャープは”ザウルス”を展開してました。

その中でPDFに代わる(?)ものとして、開発されたみたいなんですね。

 

でも、そこまで広がらなかったのと、wikipediaにもありますが、

スマホ・タブレットへの対応が進まなかったことで、完全に廃れてしまった規格になってしまった模様です。

ってか、私ですら知らないんですから。

 

そして、これを読み込むには専用のソフトが必要です。

 

 

幸い、そのソフトはまだダウンロードできましたので、

無事に開くことができましたけど、ぶっちゃけメチャメチャ使いにくいです。

PDFを読むソフトが格段に進化してますし、使いやすい。

 

目の付け所はシャープかもしれませんが、ユーザーの目線と

先を見据える目は持ってなかった模様ですね。