『電源ボタンが埋まってしまって電源が入らなくなった』
と相談をいただきまして・・・。
ってなると、まずは分解して状況を確認しなければなりません。
ちなみに、この筐体はHP製のProbookというどちらかというと法人向けのノートパソコン。
しかも、そこそこ古い筐体なので、かなり頑丈にできています。
ここまでは簡単に開けられるのですが、こっからが大変。
というのも、HPは写真の様な”トルクスねじ”が大好物みたいで、
この星形のネジでシャーシが留められています。
そして、肝心の電源ボタンは、この基板の左下にあります。
ということは、このメイン基板(マザーボード)を外さないといけません。
そして、外してみると、メイン基板の仕込まれた電源ボタン(ハードスイッチ)を
押すためのボタン(ややこしい)が、シャーシから外れていました。
おそらく接着材などで留めてあったのだろうと思います。
それが外れて、冒頭の写真の様なことになったのでしょう。
というわけで、これをアロンアルファで接着させて、修理完了です。
そして、ご依頼主の居酒屋さんへ返却するついでに、
一杯やりました(笑)
ありがとうございました。