インテル・ラピッドストレージ・テクノロジーなにそれ、おいしいの? | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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比較的新しいヒューレット・パッカード(HP)製のノートパソコン。

 

ストレージを空っぽにして、Windows11を再インストールしようとしたところ、

Windows上でストレージを認識しない(´;ω;`)

 

おかしいなぁと思って、BIOSも確認するのだけど、

そっちはちゃんと認識している。

 

なんでやろうかといろいろ調べて見ると・・・。

 

 

どうも、

『インテルラピッド・ストレージ・テクノロジー』ちうドライバ

を入れないといけないらしい。

 

ぶっちゃけ、なにそれおいしいの?って感じなんですが。

調べて見ても何かよく分からないのが実情です。

 

それ以上に、この単語でググってみると、『不要』とか『いらない』とかがメッチャでます。

有用な記事もありますが、それも5年とか、10年以上前の記事なので、あてになりません。

 

あくまでも私の所感なんですが、

まだHDDが主流で、SSDが高価だった時代に、

少ない容量のSSDをバッファにしてパソコンのスピードを上げようという技術なんじゃないかと思います。

 
そう思うと、『不要』『いらない』という論調も分かります。
だって、そんな余計なことをするぐらいだったら、もうHDDをSSDにするよ!ってのが現在の常識です。
その技術を活用するということは、HDDとSSDを一部RAID的なものを組むわけで、
SSDがブッ潰れたら、一気にスピードが低下する、場合によっては起動しなくなってしまうわけで。
そういうリスクは、換装しても伴うけれども、何が悪いか判別するときに、そっちの方がシンプルじゃないかと思います。
 
実際、先日そんなパソコンがありましたし。

 

んで、HP製のノートパソコンは、BIOSとしてそういのが組み込まれているみたいで、

それが影響して、ストレージを認識してくれないみたいです。

 

というわけで、サポートで公開されている手順通りやっていきます。

 

 

イチバン分かりにくかったのが、

『ダウンロードしたファイルから「抽出する」』という作業です。

ダウンロードしたファイルをそのままダブルクリックすると、インストーラーが立ち上がって、

ダウンロードしたパソコンに、インテルラピッドテクノロジーがインストールされてしまいます。

それでは意味がありません、あくまでもWindows11をインストールしたいパソコンに充てなければいけません。

HPのサイトには、『右クリックして「抽出」』ってありますが、そんなものはない・・・。

要は、ダウンロードしたファイルを解凍せよってことなんでしょうけど、
いや普通に実行したら、インストールされてしまうやん。解凍ってどないせいって・・・。

そこでパソコンにインストールしてあった、圧縮&解凍ソフト「7-Zip」から”展開”ってのがあったので、

やってみたところ、無事に解凍することが出来ました。

 

その解凍できたファイルをそのままWindows11のインストールディスク(USBメモリ)にぶち込んで・・・

 

 

ドライバをインストールします。

選択肢が2つありましたが、HPのサイトには具体的な指示はありませんでした。

なので、イチバン上に表示されたのを選ぶことに。

 

 

おお、無事にストレージが認識されましたぞ!

 

 

無事にWindows11を再インストールできました。

 

なんというかね、余計なことをしてくれるなと思いますよ。

それが消費者・ユーザーにとって有用ならいいんだけど、

いたずらにてめぇの技術を誇示したところで、余計なお世話でしかない。

それが、検索の結果にも表れているような・・・。

 

ま、いずれにせよ再インストール出来た良かったですわ。

似たようなケースがあったら、これで対処できないと思います。