この2つ。サイズ的には、板ガムをちょいとひとまわり大きくしたものでしょうか。
SSDです。
以前も一度紹介したことがあるかもしれませんが、
最近お目にかかる機会が増えたので、改めてご紹介しようかと。
パソコンに内蔵させるストレージ(補助記憶装置)ですね。
ここにOSやデータを保存して使います。
ストレージといえば、
デスクトップパソコンやブルーレイレコーダー等で使われる3.5型のHDDや、
ノートパソコンで使われる2.5型のHDDを思い浮かべると思います。
ただ、最近では最初からSSDを搭載しているパソコンも増えてきました。
その場合、2.5インチサイズのSSDが採用されることもありますが、
ノートパソコンでは、写真のようなSSDを採用する場合が多いです。
これによって、ノートパソコンは更に薄く、軽くすることができます。
もちろん、処理スピードも速い。
ただ、この2つ。実は別物だったりします。
ストレージの容量は上が256GB、下が512GBなんですが、
それだけじゃありません。
インターフェースが異なります。
差し込み口は、M.2というカタチの端子なんですけどね。
パソコン側の差し込み口の例。
上と下では、切欠の数が違います。
上のひとつだけのは、M.2でも、インターフェースは、NVMe(PCI-eを活用したもの)で、
下は、SerialATA(SATA)です。
SATAというのは、いわゆる今までと同じ接続方法になります。
理論値の最大転送速度は、 6Gbps(600MB/S)です。
しかし、NVMeは40Gbps(4000MB/S)。
なんとSATAの7倍近くになります。
だったら、多少高くなっても、
NVMeのSSDを用意した方が良いじゃん!ってことになりますが、
同じ端子でも実は・・・(対応していない)ということがあります。
この間のdynabookは、たぶん対応してないでしょうね。
下駄がSATAですから。
ああいうこと(設計)をするのは、非常にもったいないと思います。
せっかくそういうやり方があるのにやらないってのはね。
そういや、似たようなもので、ちょろっとでて主流にならずなくなった規格もありましたね。
mSATAとか・・・。