毎週水曜日は、BNI手筒チャプターのビジネスミーティングです。
昨日も、元気にオンラインで参加をいたしました。
メインプレゼンテーションの担当は、鳥居孝道さん(老後に向けた住まい@トリイ建築)。
一時、BNIを離れていた期間はあったものの、手筒チャプターのチャーターメンバーです。
そのときは、専門分野(カテゴリー)を『内装リフォーム』にされていましたが、
現在は『老後に向けた住まい』にされています。
その理由の一端について、お話しくださいました。
メインプレゼンテーションは、私も工夫を凝らして行っていますが、
鳥居さんは、作業中の現場より中継するという方法を採られました。
その中で、最新の住宅と、昔の住宅を比較するシーンがありました。
ちょっと古い方がわかりにくいですが。
要は、昔の住宅は窓が多い。最近のは、窓が少ない。
私もどちらかというと、窓がたくさんある方がお気に入りなんですがね、
窓がたくさんある故に、地震に弱いという弱点があるそうです。
まー、伝統的な日本家屋というと、柱で支えるという特徴がありますからね。
欧米では、柱で支えるというか壁で支えるのが一般的ですので、
ただでさえ、地震が多い日本ですから、そういうのが一般的なのかなと思います。
他にも、天井裏や床下には断熱材が仕込まれてない、
床が抜けかかっているとかそういうところもあります。
要は何が言いたいかというと、
じゃあ、そういう家屋をリフォームして住み続けるのが良いのか?
それとも、思い切って解体して、立て直した方が良いのか?ということです。
最終的には金額と相談になるでしょうが、
鳥居さんはそういうところの診断&提案をしてくれます。
結果的に、この家屋は解体の方向にするんでいるそうですが、
同じ金額だったら、リフォームよりも新しい住居にしたいかなと思います。
ただ、個人的には新しい住居であっても窓のたくさんある部屋が良いなぁと。
兼好法師の『徒然草』にもありますが、そもそも日本に住む以上は、
窓のたくさんある夏向きの住居が良いですよ。
寒けりゃ、厚着をするとか、暖房を炊くとかすればいいのですから。
そもそも、今と昔では気候が違うといわれればそれまでですけどね。