こちらのデスクトップパソコン。
ここ最近、使っている時に突然マウスカーソルが動かなくなって、
電源が落ちるという現象に発生するようになりました。
そこで、BIOSに仕込まれている自己診断プログラムを使って、
CPUやメモリ、ストレージ、マザーボード等を検査しましたが、
いずれも問題なしと表示されます。
しかし、パソコンを起動して、
何かやろうとすると、やっぱり電源が落ちてしまう。
ただ、その間隔が長かったり、短かったりと、一定ではありません。
なので、本当に何が原因なのか分からず、
お客様もメーカーに電話した(保証が効いているので)ら、
「とりあえず、ストレージ(SSD)を交換してみましょうか」と提案されたそうです。
ただ、本当にそれで直るのか?
と個人的にはそこが原因じゃないんじゃないかと思いました。
SSDを交換してしまうと、当然のことながら、
データやアプリは空っぽになってしまいますので、
バックアップを取ってもらえないか?ということで、お預かりしました。
なんとか起動している間にデータを抜こうと作業するのですが、
やはり途中で止まったりして、ちょっと苦労しました。
また、その課程で、メモリを交換してみたりとかもやってみましたが、
効果はありませんでした。
ただ、写真の様にケースを開けて作業すると、その現象の発生が穏やかになりました。
そうこうやってるなかで、この装着されているSSDに触れてみると・・・
メッチャ熱っ!!
SSDが熱くなるってのは、理解していますがしかしこんなにも熱いとは・・・。
ひょっとしたら、これが原因なのでは?と疑うようになりました。
そうであれば、電源が落ちた後、すぐに電源を入れても起動しなかったり、
やはりすぐ落ちるというのも合点がいきます。
そこで、手持ちのヒートシンクをSSDに取り付けてみる事にしました。
それから、パソコンの電源を入れてみたら、
かなり調子が良くなりました。あの奇妙な現象も起きません。
PCゲームのベンチマークをぶん回したり、
ひと晩パソコンの電源をつけっぱなしにしましたが、落ちませんでした。
ということは、SSDの熱暴走なのかな・・・?
とりま、この間にデータを取れるだけとって、システムイメージも作成して、
SSDを交換しても良いようにしておきたいと思います。
まあ、保証の範囲内でSSDを交換してくれるのであれば、
やっぱり新しいものが良いですからね。
それで、同じように熱暴走が発生しても、
ヒートシンクを取り付ければ良いのですから。