この間ね、ホテルに泊まった時に買ってきたんですよ。
『キリン』のウイスキーといえば、私の中では『富士山麓』ですが、
あれは、今、『SignatureBlend』になってメッチャ高くなってしまいましたからね。
その価格帯を埋めるウイスキーとして、この『陸』が発売されました。
当初はノーマークだったのですが、なんやリニューアルされるということで、
買ってみることにしました。
写真は、リニューアル後の『陸』です。
リニューアル前(左)と後。
ラベルも思いっきり変わりまして、じゃあお味は?というと、
新しい方がすっきりしたかなという感じです。
リニューアル前は、どちらかというと富士山麓に近い荒々しい味わいでした。
アルコール度数はどちらも50度なので、景気づけにカッとやるには最適ですかね(笑)
そんな私のウイスキー棚には、終売した『富士山麓 樽熟原酒50°』が10本。
これも、終売って聞いて買い占めちゃいました(こんなのばっか)。
ただ、富士山麓も、この前のモデルがあったんですよ。
それは、まだ私がウイスキーにはまる前の話だったので、
やってないんですね。
いずれにせよ、ジャパニーズウイスキーは現在、
えれぇことになってます。
先日も、知り合いの酒屋さんと話したのですが、
有名なシングルモルト系なんか、まーったく入ってこないそうで。
入ってきても、プレ値で販売するみたいな感じですな。
結局、転売目的なんじゃないの?という気もします。
(ヒトのことは言えませんが、個人的には資産とみています)
ちうか、一昔前まではウイスキーなんか売れてなかったんですから、
ひとたびなんか賞を受けて絶賛されるようになると、
いろいろな思惑が飛び交いますな。そこに中国勢もやってきますので。
これなんかも、その影響で原酒が不足して終売してしまいましたからねぇ。
同じキリンでも、この右側の『富士』は
2022年限定モデルと銘打って販売されてましたが、今でも手に入るみたいです。
同じ限定モデルでもサントリーの『山崎』とえれぇ違いです。
とどのつまり、“味”とかはどうでも良くて、
要は市場(個人間売買のフリマ・オークション含む)で売れるかどうかじゃないですかね。
作ってる側からすると複雑でしょうなぁ。