朝イチ『パソコンの電源ボタンを押しても、電源が入らないのですが・・・・』というご相談。
電話越しで色々話を聞いて、アダプタなのか、マザーボードなのか、
色々と巡らせて対応策を考えてお客さまをお待ちしておりました。
んで、預かったのですが、お客様曰く
『電源ボタンが陥没してるんじゃないかな・・・』
ほむ!
それは考えつかなかった!
そういえば過去にも、電源ボタンが物理的に壊れて電源が入らないというのがありました。
それを思い出しましたので、さっそく分解することに。
これが電源部分の背面。
この基板に電源のスイッチがあります
スイッチといっても、そんなに大それたものじゃなくて、
ただ、メッチャ小さいんですよ。
これがひっくり返したところ。
これがスイッチです。
ここに圧をかけることによって、電源が入ります。
んで、何が壊れていたかというと、これを押すボタン(正面で見えるもの)。
その背面に突起部があって、ボタンを押すと、
突起部がこのスイッチを押して電源が入るという仕組みなのですが、
その突起部が損傷(?)したなんかで、なくなってしまっていたんですね。
そりゃ、何度押しても電源は入りませんわ。
んで、やらにゃいかんことは、それを何らかの方法で再構築すること。
かといって、パテを用意するのも仰々しい・・・。
下手に盛りすぎると、常にスイッチを圧迫してしまいます。
微妙な薄さが欲しい・・・。
というわけで、用意しましたのがプラスチックのトレイ。
クッキーが入っていたものですが、この縁がちょうどいい大きさ。
こうして、切り取ってこれを仕込みます。
例のごとく、仕込んだあとの写真を忘れてしまいましたが、
試みは上手くいきました!
ちなみに、修理にかかった時間は15分ぐらいですかね。
ホントに朝イチで、10時から予定があったのですが、即座に修理できたので良かったです!
ご用命ありがとうございました!