本日は、豊川市八幡町にあります看板屋さん『大場工芸』さんに来ています。
私の痛車(1代目のリニューアル)を作っていただいた時からのおつきあいですから、
かれこれ10年以上ですかね。
私が独立した後は、パソコンのサポートや、パソコンも購入していただきました。
そして、本日お伺いしたのは、写真に写っているスキャナーが使えないという内容です。
型としては大変古いモデルで、USBでパソコンに接続してもうんともすんとも言わない。
たまにしか使わないけど、使えないのはちと困る。
A3までスキャンできるものですから、できれば引き続き使えるようにしたいとのことでした。
さっそくお伺いして、いろいろとパソコン側をさわってみましたが、
やはりうんともすんとも言いません。
USBケーブルも変えてみたそうですが、結局変わらなかったとのことでした。
ただ、パソコン側がスキャナを認識しないといことは、
やはりスキャナ側に問題があるのではないかと、よくよく調べてみると・・・。
なんと、USB端子が損傷しておりました。
いわゆる、USB TypeB という企画で、この中央の芯(樹脂製)があるはずなのですが、
それが根本から欠落しておりました。
加えて、電極も一本なくなっており、これでは認識ができません。
大場さんも、「これは気がつかなかった-」とおっしゃってました。
TypeA でやはり芯が折れるのは何度か見かけましたが、
Type B は芯も結構太いはずなので、折れるってのはなかなか見かけません。
で、じゃあ修理するか?ということになるのですが、
18年ぐらい前のモデルなので、メーカーに修理してもらうってのも果たしてできるかどうか。
もっとも、USB TypeB コネクタだけ取り寄せて、こちらで交換することもできるかもしれません。
しかし、本体のバラシ方がはっきりしない以上、さてどうかなぁと。
バラすことはできたのはいいけど、元に戻せなくなったら、本末転倒じゃないかと。
他のインターフェースを使うにしても、
さすがにSCSIを搭載したパソコン、拡張ボード、もしくは変換コネクタなんぞ、
あろうはずがありません(;^ω^)
そこで、いろいろ調べてみると、このモデルにはオプションでネットワークボードが発売されていて、
それを装着すれば、ネットワーク経由でスキャンを使うことができるらしいのです。
ネットワーク経由で使えるようになれば、ケーブルを抜き差しすることなく、
ネットワーク上のどのパソコンからも、スキャンができるようになります。
むしろ、その方が利便性は向上するよねって、大場さんと相談して取り寄せることにしました。