昨日紹介したNECのパソコン。
SSDに換装して、Windowsアップデートをしたり等、ソフトウェアのメンテナンスをしていたのですが、
ひとつ気になったことがあったので・・・。
というのは、メールの管理をWindows10の『メール』アプリを使っていること。
私の経験から、『メール』アプリを使っているユーザーって、殆ど出会ったことがないんですね。
というのも、どうしようもないほど使いにくい。
機能がシンプルとか、複数のメールアドレスをまとめて管理できるとか利点はあるようですが、
例えば、今まで「Windows Live メール」、「Outlook」を使っていたユーザーにとっては、
あれができない、これができないとまあ、クソみたいなアプリじゃないでしょうか。
とは言うものの、「Windows Live メール」は既に提供を終了していて、
Windows標準のメール管理アプリは「メール」しかなくなってしまいました。
(「Outlook」はOfficeにくっついているので、有料)
ですから、何も知らないユーザーは、メールアプリの使用を強要される・・・。
ま、それしか知らなければ良いんでしょうけど、
事情を知ってる側にとっては、「よー使っとんなぁ」と思います。
どうして、「メール」アプリを薦めないか。
UI(ユーザーインターフェース)はともかくとして、以下の様なデメリットがあります。
・メール受信の振り分け機能がない
・メールアプリでメールを削除するとサーバーからも削除される
・別メーラーからのデータのインポートができない(エクスポートもできない)
・過去のメール自分で管理できない
などなど・・・
※Apple Geek LABOより引用(2021年3月25日の記事)
いずれも致命的なものばっかりじゃないですか。
なんでも、モバイル端末で使うことを想定して開発されたアプリというハナシですから、
そんな感じになってるみたいです。
いずれにせよ、仕事で使おうとするには、全く使いものにならないのではないでしょうか。
なんでね、Outlookに切り替えさせました。
ぶっちゃけ、こっちの方が安心します。
もちろん、何のアプリを使うかは、ユーザーによりけりですが、
おそらくこちらになれてしまうと、「メール」アプリは何だったんだろうと思うでしょう。
というか、ようこんなアプリ開発して、Windowsの標準にしようとしたなと思います。
ただ、お客様もパソコンに不慣れで、相談するところがどこにもなく、
このアプリを使うことは、そういうもんだと思っていたそうです。
同じように、ユーアーファイルがonedriveでバックアップを取るように設定もされてましたが、
これもその様に設定した覚えはないそうです。
たぶん、パソコンを購入して、自分で初期設定したところ、Windowsの言いなりにやった結果でしょう。
パソコンが遅い遅いって、このバックアップ同期設定もその原因のひとつじゃないでしょうか。
いらんお節介といえばお節介。
ちなみに、これもお客様の了解のもと解除しました。
さて、今後リリースされるWindows11はどんなお節介機能があるのでしょうかねぇ・・・。