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パソコンの入れ替えでお伺いしています。

データを新しいパソコンへ移植したいところなのですが、

パソコンが古すぎてUSBが付いているものの、バージョンが1.1。

 

USB1.1ってのは1998年1月に登場した規格で、転送速度が12Mbps。

ぶっちゃけ、スマホのデータ通信より遅いです。

ちなみに、今一般的に普及しているUSBはバージョンが2.0で、

その転送速度は480Mbpsです。初登場は2000年4月。

 

たった2年で大幅なパワーアップと成し遂げたUSBですが、

こちらのパソコンは、その狭間に発売されたようです。

 

そこに約数十ギガ単位のデータを移植しようと、

USB-HDDにコピーしようモノなら、恐らく1日仕事になってしまいます。

そこで、いっそのことHDDを外して、新しいパソコンに直接つなげば早いんじゃね?

と思った次第です。

 

 

んで、HDDを外したんですが・・・

 

 

あら、懐かしい。IDE接続のHDDじゃないですか。

今のSATA以前に主流だったインターフェースです。

私もこの規格のHDDを駆使してパソコンを組み立てたことがあります。

コネクタを無理矢理差そうとして、ピンを曲げたこともありました。

 

 

そこで、たまたま(笑)用意していた、どんな規格もUSBに変換するコネクタに接続。

 

 

ただ、ここからもうひとつの関門。

欲しいデータは、主にデスクトップとか、マイドキュメントなどのユーザーデータ。

ここへアクセするには、つないでヨシ!というわけにはいかなかったりします。

セキュリティの絡みで容易にアクセスできないようになってます。

そこで、セキュリティ設定を変更して、アクセスできるようにしなければなりません。

 

昔は、ここがよー分からなくて苦戦しました。

仕組みとやり方が分かればちゃっちゃっとできます。

 

 

よし、これでコピーができるようになりました。

 

コピーするデータの総量は、22.8GB。

もしこれを、USB1.1でコピーしようとすると、約4.5時間(理論値)かかる計算になりまして・・・。

これが、こうして直接つなぐことによって、大幅に短縮することができました。

 

やっぱね、道具は大事ですわ。