一体型。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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本日ご紹介するのは、こちらのデスクトップパソコン。

富士通製のいわゆる液晶一体型のパソコン。

 

27型の液晶と、パイオニアと共同開発のハイレゾ対応2.1chスピーカーを装備。

さらにテレビチューナーも備えています。

 

が、それらをフルに使う場面ってあるのだろうか・・・。

テレビチューナー搭載モデルに限っていつも思います。

 

さて、そもそものご依頼は

 

「今まで調子が悪くて、ごまかしごまかし使っていたが、

 いよいよ、パソコンが起動しなくなってしまったので、なんとかして欲しい」

 

とのことでした。

このお悩みごとは、早々に解決することができました。

ただ、その問題の根本は搭載されているHDDにありました。

 

そのHDDに何かしらのエラーがあるので、パソコンが起動しなくなってしまった。

CHKDSK(チェックディスク)をなんとかかまして、起動するようにはなったのですが、動きがメチャメチャ遅い。

そこで、SSDに換装してしまおう試みました。

 

そのクローンも色々と大変だったのですが、

なんとかできたときは『よっしゃ!』とガッツポーズしたほどです。

 

 

で、換装するわけですが・・・。

さて、HDDはどこにあるのかな?と。

 

まずは、裏ぶたを開けてみます。

 

 

SATAのケーブルが2つ(青いのと赤いの)がみえます。

 

 

青いのは、前面のBD/DVDドライブに繋がっているみたいです。

ということは・・・

 

 

HDDはこの液晶の背面にあるということですか!

ガクッ ('、3_ヽ)_

 

 

というわけで、本体(?)から液晶を取り外します。

 

 

液晶の裏ぶたをあけると、やっとHDDがみえてきました。

ここから、HDDにアクセスするには、ヒンジの部分も全部外さないといけません。

 

 

やっとHDDがでてきました。

本当に、富士通は『メンテナンス』という言葉をもっかい考えた方が良い(#^ω^)

 

 

ちなみに、液晶を取り外した後の本体がこちら。

結局、パソコンのメイン基板ってのは、このみえている緑色の部分だけで、

この基板の下の容積は、スピーカーとウーファーで埋まっているという・・・。

 

 

SSDを組み込んでいきます。

 

 

とりま、動作確認。

クローンがちゃんとできているかも含めてね。

 

 

無事に起動できました!

いやー、最初は液晶に何も映らなくて焦りましたが、

クローンもバッチリ成功しておりました。

当然、動きもサクサクでございます。

 

色々とトラブルもありました。

タイムリミットもございましたので、結構焦っていましたが、

無事に作業が完了して、喜びもひとしおです。

 

ご用命ありがとうございました。