ノートパソコンのフレームが割れて、修理代は5万円だってさ。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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と、某パソコン専門店から言われたお客様からの依頼です。

 

 

どういうことかというと、こういうことです。

 

この写真は修理の途中のものですが、

液晶を支えるヒンジの部分のねじが割れて、液晶を開こうとすると、

ヒンジの金属ごと持ち上がって、写真の様になるというわけです。

 

なので、某パソコン専門店へ修理にもっていったら、

『修理代として5万円ぐらいかかる』と言われてしまったそうで、

そこから、私の元へご依頼をいただきました。

 

実は同じような案件をちょうど半年前にやってるんですね。

2018年3月17日エントリー:ヒンジが壊れたー

奇しくも同じレノボで同じシリーズwww

 

このシリーズはシャーシの強度が甘いんですかね?

 

 

さっそく分解していきます。

 

完全に裏ぶたを外すには、表のキーボードも外さないといけないので、

ちょっと面倒です。

 

 

ヒンジの部分。

裏ぶたに固定してあるはずの鬼目ナットがくっついてしまってます。

 

 

反対側も。

 

 

鬼目ナットが固定されているはずの裏ぶたですが、ものの見事に割れてますね。

 

 

もちろ反対側も。

 

 

とりま影響を外して、裏ぶたを加工します。

 

固定するのに使われていた鬼目ナットは使うことができないので、

以前と同じ方法で液晶を固定します。

 

 

鬼目ナットがあったところに穴を開けて、

ネジとナットで固定します。

 

 

反対側も。

 

 

ただ、これでは強度が不十分です。

 

 

表蓋と、裏ぶたを貫通させる穴をあけ、固定します。

 

 

こんな風に。

 

 

これでしっかり固定できました。

 

 

ちなみに、修理にかかった時間は1晩。

費用は某パソコンショップの1/5です(笑)

 

シャーシをまるごと交換するのではなく、

今のシャーシを加工して使えるようにしたので、

費用を大幅に抑えることができました。

 

ちなみに、この修理のヒントは豊橋市広小路にあるトライアルビレッジにオーナーさんです。

ありがとうございました。