「先日入れてもらったナスがうんともすんとも言わなくなってしまったのですが・・・」
Σヽ(゚Д゚; )ノ{ウソー!!)
というわけで、預かってきました。
安定と信頼が売りだったQNAP製のナス(NAS)『TS-228A』。
私も型は古いのですが、QNAP製のNAS(ネットワークHDD)を3台使ってます。
そちらは、メッチャ調子良いんですが、こちらの最新モデルはそうでもなかったようで・・・。
ちなみに、こちらは4月の中頃に納入させていただきました。
ということは、1ヶ月保たなかったワケで・・・(´;ω;`)
ネットで色々調べてみると、
「一ヶ月で壊れた」とか「ハズレを引いた」とかの文言が散見されました。
製品を選定する時に、もう少し調べていれば良かったかなと反省しています。
にしても、問題はこっからデータを取れるか?ということです。
幸い運用期間が短かったので、そんなにたくさんのデータは入っていないとのことですが、
できれば、データを取り出して欲しいとのことでしたので、取り組んでいきます。
内蔵のHDDをUSBでパソコンに繋いでいきます。
これでデータが引っこ抜ければ、これほど楽な事はないのですが、
そういうわけにはいきません。
一般的にNASは、Windowsではなく、LinuxというOSで動作しているようで、
アクセスも、そのLinuxを使って入っていきます。
しかも、データを保全するためRAID1(ミラーリング)をかけています。
2台のHDDをペアにして、両方に同じデータを保存することで、
仮に片方のHDDが故障しても、片方のHDDから復旧できるというものです。
だから、なおさら繋いで良し!ではないのです。
というわけで、Linuxの一種『ubuntu』を使って、HDDにアクセスしていきます。
OS上で、仮想のRAIDを組んで、HDDを認識していきます。
写真には、2.7TBとありますが、ここにデータがあるはずなので、
こちらにアクセスするため、色々なコマンドを使ってやっていきます。
コマンドを使うと言っても、マウスで、アイコンクリックでできるようなモノではなく、
キーボードでいちいち呪文を入力しないと行けません。
昔々の、MS-DOSみたいなノリです。
ところで、データは無事に取れたか?
ということなんですけどね、そもそも『TA-228A』に組み込んだ時点で、
何かしらシステムエラーがあったみたいで、
ubuntuを以てしてもデータの取り込みはできませんでした。
結局、データリカバリソフトを使ってサルベージすることに。
それでも、全部取り切れたどうか・・・。
本当に今回は、反省しきりです。
製品の選定は、もっと慎重に行わなければと思います。
プロなんですから。