久々にお伺いしました。
銭湯と言えば、極楽湯ですがね。
ここも、亡くなったとーちゃんが連れて行ってくれたところです。
当然のことながら、全く変わってません。
中もあまり変わってませんでしたね。
この銭湯で、イチバンのお気に入りは『高温風呂』です。
ちょっと熱めのお湯が交感神経に効きます。
これが良いんですよ。
あと、サウナ。
極楽湯のサウナも良いんですけど、あっちはちょっと熱すぎる。
じーくり汗をかくには、ちょっと不適切かなと。
それも有ったんですよ、千人風呂のサウナってどんなんだったっけ?ってね。
そういえば、今ではサウナは入湯料に含まれてますが、
昔は、別料金だったんですよね。
サウナ料金を別に支払って、変なブーメランの形をした鍵をもらい、
それを持ってサウナに入ってました。
それが、いつからか無料(入湯料に含まれる)銭湯が登場して、
有料だった銭湯も、無料にするようになったんですよね。
この地域で無料にしたのは・・・、観音の湯か曙の湯か・・・。
とーちゃんも、「あそこはサウナが無料だからなー」とそれを目当てに銭湯を探しているようでした。
基本的に、銭湯の入湯料は法律(公衆浴場法)で決まっています(スーパー銭湯を除く)。
だから、サウナの料金というのは貴重な収入源だったのではないでしょうか。
スーパー銭湯の進出により、サウナの料金を徴収できなくなり、それでいわゆる銭湯の経営が厳しくなった・・・。
なくなった豊川の『いきいき温泉さながわ湯』も、料金は千人風呂と同じでしたし、当初、サウナは有料でした。
なので、閉店した事情は同じでしょう。
さて、そのサウナですが、定期的にスタッフがサウナマットを交換しに来ます。
その時、サウナに入っていた客は、スタッフの邪魔にならない様に、席を空けます。当然ですが。
しかし、こういうところでは、客もサウナマットの交換を手伝うんですよ。
なんというかね、暗黙のルールというか、んで、敷き終わったら改めて自分の席に座るんです。
で、これが当たり前だったんですよ。銭湯のサウナでは。
だけど、この間行ってきた極楽湯では事情が全く異なってました。
スタッフがサウナマットの交換にやってくると、
サウナルームが広いですから、まず奥半分から交換していきます。
当然座っていた客は、いったん席を離れますが、
基本的に手伝いません。
ま、スタッフの仕事のウチですからね、手伝わないのが当たり前なのかもしれませんが、
さながわ湯、千人風呂で育ってきた私にとっては、信じられませんでした。
そして、もっと信じられないのが・・・
サウナマットが敷かれたところから、我先に座っていきます。
サウナマットが敷き終わってからではなく、敷かれたところから、座っていく。
しかも『そこおまえの席じゃなかっただろう?』という席に。
だから、もともとその席に座っていた正直なお客さんは、戸惑っちゃうわけですよ。
なので、仕方なく別の席に座るのですが、
平然としているその姿勢に、ちょっと憤りを感じますね。
ああ、こういうヒトが、平気で横入りとかするんだろうなぁ・・・と思います。
スーパー銭湯では、昔ながらの銭湯のマナーも忘れさせちゃうんですかね?
そう考えると、昔ながらの銭湯の方が良かったかなぁと思ってしまいます。
ちなみに、千人風呂の隣には・・・
魚彦会館がありましたとさ。