昔ばなし③-続・パソコンの知識- | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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結局、初めてのパソコン『PC-9801VF』は、何もすることが無く放置。
次にさわったのは、ひょんなところから手に入れた『PC-9801UV』。

ここで、初めて3.5インチフロッピーを使います。
サイズ的には、『VF』よりサイズがひとまわり以上小さいので、
スペック的に不安があったのですが、
そもそも『FM音源ボード』が搭載されていることに感動しました。

つまり、ゲームをやっていると音がでるんです!
『VF』にはこの音源ボードは非搭載でしたので、ビープ音しかありませんでした。
しかし、この『UV』は音がでるということで、大変驚きました。

「音がでる」ということは、これでやっとまともにゲームが出来る。
スペック的にも『VF』より上ですから、遊べるゲームも増えたわけです。

ただし、当然のことながらHDDは非搭載でしたので、
ゲームをやるにはフロッピーディスクの差し替えが必要になってきます。
というのも、2枚組で終わるゲームというのは少なく、
多いモノで10数枚組のゲームもありました。
ですので、シーンが変わるごとに入れ替えなければなりません。

そう思っておりましたら、こちらもとあるところからHDDをいただきました。
しかも、40MB
T(テラ)でも、G(ギガ)でもありません、M(メガ)です。
つまり、フロッピーディスク40枚分でございます。
といっても、HDD。ゲームデータをHDDに入れておけば、
ディスクを入れ替えるもう必要はありません。

さて問題は、どうやってゲームデータをHDDにインストールするか。
今のパソコンみたいにマウスでコピー&貼り付けでなんてことはできません。
全てキーボードでコマンド(「copy」など)を入力しなければなりません。
もう少し便利なツールもありましたが、基本はコマンド入力です。
したがって、ここでWindowsの前進となる『MS-DOS』を覚えました

それから、しばらくして、もうちょっと性能の高い(まともな)
『PC-9821AS2』を買ってもらいました。

中古品で本体のみ購入しましたが、前述の基礎知識がありましたので、
普通に使うことが出来ました。また、この『AS2』は
色々な拡張ボードが取り付けられるとのことでしたので、
本体を開けて、色々遊んだ覚えもあります。
それが後々パソコンを自作するにつながってくるんですけどね。

こうして、パソコンの基礎知識を身につけていくわけですが、
結局は、『ゲームがやりたい』だけだったんですな(;^ω^)

好きこそものの上手なれと言いましょうか。
当時はインターネットもありませんから、パソコンがある!といっても、ただの箱。
一般のユーザーには何の必要もありません。
仕事で使うことはあっても、それは職場での話であって、
自宅にまでパソコンがあるというのは、非常に珍しかったのではないでしょうか。

そのインターネットですが、実は私が通っていた高校には生徒が自由に使える
インターネット端末があったんですよね。
ですから、比較的早くからインターネットに触れておりまして。

それは、次のお話しと致しましょう。
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