カーオーディオは相変わらず・・・。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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先日、カーナビのHDDを吸い取るというネタをご紹介しましたが、
本日は、カーナビでブルーレイをみられるようにするというネタをご紹介します。

といっても、なんてことはない、カーナビの外部入力(AUX)に
ポータブルブルーレイプレイヤーを接続するだけなんですけどね。

ところがこれがなかなかクセモノで、
最近のポータブルブルーレイプレイヤーには外部出力にHDMI(デジタル)しかないんですね。
昔ながらのコンポジット端子(黄・赤・白、アナログ)がないんです。
そうなりますと、当然、HDMIで接続しなければいけないのですが、
肝心のカーオーディオ(カーナビモニター)側にはHDMI入力がないものがほとんどです。

つまり、そのままじゃ接続できないんですね。

最近はHDMI入力が搭載されたカーナビ(カーモニター)もあるようですが、
カーオーディオ業界では、未だにコンポジット(アナログ)が主流です。
ほら、ときどきカーモニターをたくさん付けているクルマがあるじゃないですか。
アレも全部アナログで接続されているんですね。
別に映像に限らず、音の部分だって家庭用と比較すると
“時代遅れ”と感じられる部分がたくさんあります。
例えば、家庭用高級オーディオの世界ではCDを超えた音質をもつ音源として、
ハイレゾ(ハイレゾリューション)音源がもてはやされています。
その再生機も据え置き型はもちろんのこと、ポータブルオーディオプレーヤー、
果てはスマホでも再生できるようになりました。

が、
がしかし、

カーオーディオ製品で、ダイレクトに再生ができる製品はありません(2014/03/08現在)。
一台ン十万もするメモリープレーヤーですらですよ。
つまり、カーオーディオの世界では、
主にCDフォーマットの音源を如何に良い音で聴くかか?
ということに命をかけているわけでございまして。

まま、ユーザーからすれば、それでも良い音で音楽が聴ければ良いんですけどね。
私のクルマも、ソニックデザインという日本の高級カーオーディオメーカーの
スピーカーが付いておりますが、音源はCDもしくはMP3も一部ありますけど、
全然良い音で楽しむことができます。


そんな難しい事は置いておいて・・・、

さて、ポータブルブルーレイプレイヤーをカーナビに接続するにはどうしたらいいか?
どこかでHDMI(デジタル)をコンポジット(アナログ)にしなければなりません。

というわけで、小型のHDMI→コンポジット変換器を用意しまして、
それを介して接続することで、無事に解決しました。

しかし、今回のハイライトとしては「接続する」ことではなく、
カーナビの設定
にありました。

こちらのナビはディーラーオプションで付けてもらったそうです。
外部入力(黄・赤・白)はアームレストの中に仕込まれておりました。
そこに、プレイヤーなどを接続すればいいのですが、実はそれだけでは使用できません。
カーナビの設定が必要だったのです。

カーナビの設定で、外部入力(AUX)は“使用しない設定”になってます。
ですから、ナビのメニュー画面でAUXを選ぶことができません。

お客様は、ディーラーから「ここに接続すれば使えます」と
言われたそうですが、実際は使えませんでした。
意外と取り付けたスタッフも知らないことなんですよ。

単純な事ですけど、要は、それに気がつくことができるか?なんですよね。



とりま、無事に接続して映像と音がでて良かった。
お客様は、家電量販店やパソコン専門店に相談したのですが、
「無理です」と言われたようです。

結局、こういうことも知っているか知らないか。
できるかもしれない、できるんじゃないかな?と思うこと。
何事も疑問に思ってやってみることが大事なことですね。