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クラシック音楽とお散歩写真のブログ

座右の銘は漁夫の利、他力本願、棚から牡丹餅!!
趣味のクラシック音楽をプログラミングする事に没頭、あとは散歩中に写真を撮りまくること。

中学受験応援しています。

 横浜中心部のメイヨシノ。今年は葉桜が多く、散ってる花と蕾が混在して、ボリューム感はやや縮小した感じです。また、ご近所の川の両岸に並ぶ桜も、年々本数が少なくなって寂しくなってきてます。
病気や害虫、老朽木で切り落とされているみたいです。
 
大岡川の夜桜はコロナ以来久々に屋台が復活してました。

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モーツァルトの影響を受けた14歳の少年の才能が光る作品
 
Hummel,Joahnn Nepomuk/Flute Sonata in G,Op.2a No.2
Allegro
Romance Poco Andante
Rondo Allegro
フンメルはモーツァルトの家に住み込みでピアノを学んでいたが、モーツァルトのアドバイスを受けて1788年から父親とともに演奏旅行に出ました。この演奏旅行はドイツの各都市から始まり、 デンマーク、スコットランド、イングランド、オランダ、 ロンドンへの長期にわたり、1793年まで続きます。

 

フンメルはロンドンでクレメンティにモーツァルトとは異なる流派のピアノ演奏技術をまなび、ザロモンから招聘されていたハイドンとも出会い、親交を深めていきます。ハイドンは敬愛する後輩のモーツァルトの愛弟子でもあるフンメルの才能を高く評価し、ウイーンに戻ってもオルガンと作曲技法などを教えました。

 

 

このロンドン滞在中にフンメルの初期の作品が出版されました。イギリスやスコットランドの民謡をテーマにした変奏曲集やいくつかのソナタを出版しています。

 

 

このフルート(またはヴァイオリン)とピアノのためのソナタ ト長調はフンメルが13歳~14歳にかけて作曲され出版された「3つのソナタ集」Op.2aの第2番となっています。他の二曲は、

 

第1番「ピアノ三重奏曲 変ロ長調(ヴァイオリン、チェロ、ピアノのためのソナタ)」
です。

 

この曲はモーツァルトの世界感が色濃く反映されたロココ調のソナタです。フンメル少年がいかに恩師モーツァルトの影響を強く受けていたかがわかります。かといってしっかりした構成で作られており、ピアノ演奏技術も高いものが求められます。モーツァルトの中期の作品と遜色ない出来栄えであることがわかります。

 

 

credits

 

Sheet score createed by Dorico Pro 5
Computer Programming : Hummel Note
Sound:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
Cover Thumbnail made by Ai(Chat GPT)

 

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J.N.フンメル/グルックの歌劇「アルミード」からの主題による変奏曲 ヘ長調,Op.57
 
1811年に出版されたピアノのための変奏曲で、現代では最も多く録音されているフンメルの変奏曲の一つです。原曲のオペラ・アリアや合唱曲のエッセンスを10の変奏を通して、愛の物語を象徴する美しい主題が古典派的手法とロマン派の装飾的・感傷的な表現のはざまで多彩に展開されていきます。
 
高度な演奏技術を要する作品ですが、フンメルの多彩な陰影と幻想の交差した表現力の豊かさは、この曲の人気を裏付けていると思われます。
 
Programming Music
Johann Nepomuk Hummel
Variations on a theme from Gluck's 'Armide', Op.57
Programed by Hummel Note
Daw&Sequencer:Dorico Pro 5
Sounds:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
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