シンガポールに学ぶ その2 | 人事マンのブログ

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昨年ですが、そんな自立した国民も選挙になると様々な疑問を政府になげかけました。


主題は、




1)外国人労働者が、シンガポール人の職を奪っている。 


2)社会福祉を他の先進国なみに充実させ、低所得者をケアするべきだ。


3)人口が増え、物価高になっている。特に住居はとてもではない。どうするのか。




などなど。。。


ごもっともな質問です。




住居に対してはもっともな話で、借地権にも関わらず1億を越すような物件が多いことに驚きます。


理由のひとつとして、外国人の投資があります。シンガポールは経済的に魅力的な国ですので、中国、インドネシア、アラブなどなどの富豪が不動産に投資するため、どんどん価格が上昇します。




今年になり、シンガポールは過剰な不動産の価格上昇を抑えるため、いくつかの方針をだしました。




1)外国人が不動産に投資をする場合は、購入額の10%を課税する。


2)外国人へのローンは、物件価格の65%までとする。


3)ローンの年齢は、65歳までとする




上昇価格が2%から5%に収まる予想を見ると、一定の効果をもたらしているように思えます。






外国人投資家が撤退し、人口が低下し、経済が停滞している日本から見るとうらやましいかぎりです。。。


そもそも、日本の場合は、税金がとんでもなく高いこと、法律、社会保障システムがとても複雑なこと(日本人でも理解が難しい)、 言語の壁があること、円高であることなどを考えると、シンガポールと比べ、外国人が投資できるような環境ではないことは安易にわかります。人口が低下している限り、外国からお金が入ってくる仕組み、その外国人、外国企業が日本で儲けたお金を日本国内で投資をさせるシステムを構築しないと、将来の日本は少し心配です。








私のシンガポールの友人はこのようなことを言いました。政府は今の国民を満足させるための法律を作っていては駄目だ。10年後20年後50年後のことを考えた国の設計をしなくてはならない。今のことを考えるとのは、私たち国民であり、企業が一生懸命考えて実行すればよい。そうすれば、バランスがとれる。それがシンガポールだと思う。






もちろん、シンガポールの人たち全員が同じようなことを考えているわけではないでしょう。


ただ、幼稚園からシンガポール人として教育され、厳しい徴兵訓練を受け、シンガポールに愛国心を持っているシンガポール人と、国歌斉唱をするかどうかでマスコミが騒ぎ、国会で話される。成人式でも毎年メディアで疑問視される日本との差は歴然としているように思います。