人事がなにをしようが、その最大の目的は 「人(社員)の生産性を最大限にあげる。」ことにあります。
(例)生産性をあげるために新しい制度・プロセスを導入しました。結果、生産性が30%向上しました。
(答)新しい制度・プロセスが生産性をあげたのではなく、その新しい手法を生み出した社員が
生産性を上げたといえます。
結局は、「人」になります。
21世紀、すごい速さで状況が変わります。すべて状況に対応できる制度・プロセスはないと思います。その状況にあわせた制度・プロセスの変更が必要になります。人がもっとも大事な要素です。
システムもプロセスもお金もなかった時代、現地・現場にいる社員が工夫しどんどん改善していた時代は、実はすべての社員がリーダであったのではないかと思っています。
今、どの企業においても明らかに差が出てきていると思います。技術があるにも関わらず、
日本企業が iphone, ipad を APPLE社より早く世に出すことができなかったのも実はここにあるように思います。
韓流に見るアジア人事でも書きましたが、日本企業はとても変化に弱いように思います。
「生き残るのは、優秀な種族ではなく、変化できる種族」 ダーウィン
変化に対応できる人間が優秀な社員といえます。
にも関わらず、変化できる人間を日本の文化はあまり好しとしない傾向があるのではないかと思います。
風見鶏といわれたりします。信念がないと言われるケースもあるかもしれません。
私は、人事は変化に対して常に過敏であり、社員が変化に対応できるようにすることが目標であるべきと考えています。
トピックに戻りますが、制度は社員の一部行動に変化をもたらすことはできますが、社員とその能力に
変化をもたらすことはできないと思っています。そうすると、制度を導入したからといって、カルチャーが変わることはないと思います。
また、制度は社員の行動を制御させてしまい、個性を妨げてしまう可能性もありますので、制度に頼ってもよいことはありません。
つづく