韓流に見るアジアの人事 1 | 人事マンのブログ

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アジアのどの国に行っても、韓流の映画、ドラマ、音楽が人気です。日本の音楽が未だ韓流よりも人気のある国は台湾くらいかもしれません。








昔は、日本の音楽が人気だったようです。MISIAや浜崎あゆみ、ウタダヒカルなどなど、、、、 








でも、今では韓流音楽のほうが人気だという話をタイでもシンガポールでもマレーシアでも聞きました。




驚いたのは、日本のミュージックは古いというのです。もっと短絡に言うと、






日本=古い=ダサい




韓国=流行=かっこいい








会社のある女性になぜそのように思うのかと聞くと、








1、AKB48 VS 少女時代




  シンガポールや台湾、香港ではAKBのカフェやショップができています。女性からAKB48と少女時代を比較すると、音楽やダンスが韓流のほうがかっこいいし、スタイルも服装もセクシーでよい。




  ダンスや音楽も海外でもウケそうな早いテンポのものが多いように思います。私達(中年親父)は、おにゃんこクラブの面影のあるAKBが好きなのですが、アジアの人たちは、古っぽくてかっこ悪いとなるのでしょう。








2、木村拓哉 VS 韓流のその他大勢の若者俳優




  驚いたのですが、彼女達いわく、日本のドラマは昔から変わらないというのです。20年前も今もキムタクだというのです。彼女達は、キムタクのことをよく知っています。昔はキムタクがファンだったという女性も少なくないようです。キムタクのみならず、出ている俳優・女優がいつも同じだというのです。




  俳優・女優に飽きた=日本のドラマに飽きたという方程式です。確かに、翻訳されるドラマに演技力もへったくれもありません。




  ビジュアルと斬新さが重要なのだと思われます。アジア=飽きが早い なのかもしれません。








3、プロモーション




  韓流スターは、毎月(?)のように誰かがやってきて、プロモーションを行ったり、コンサートをしたりしています。一方、日本のスターがやってくることはあまりありません。1年に数回?








そこで少し特徴をまとめてみました。大きな差として言語とスピードがあげられると思います。











言語:例えば、KALAや少女時代のメンバーは日本語のみならず英語もとても上手です。中には中国語を堪能に話せるメンバーもいます。同じ言語が話せるほうが観客へのアピール度は高くなります。身近にも思えます。



スピード:アジアは変化のスピードが日本のそれとは比べ物になりません。私が聞き取り調査をした女性達曰く、日本のドラマは20年前からずっとキムタクだ。もう飽きた。韓流のドラマでは、毎回違う若い俳優が登場してきて飽きない。といいます。アジア人は飽きやすので、タレントの露出頻度を多くしているのでしょう。確かにタレントはナマモノですので、旬のうちに稼がないといけません。韓流はアジアの賞味期限が短いことをよく知っているのでしょう。




結果、アジアにおいてのマーケティング能力が、韓流のほうが勝っていると思いました。(というか、日本は全くアジアのマーケティングを考慮に入れていない。)






韓流は、最初からアジアのマーケットをターゲットにしているのがよくわかります。「グローバル化」のブログでも書きましたが、海外戦略において日本はいつも日本を基準にして日本化を目指します。韓国は国内マーケットが小さいですので最初からグローバル化(アジア化)を目指すのでしょう。




ちなみにアメリカもアメリカ化しか考えていません。日本の日本化との違いは、アメリカがグローバルスタンダードだと認められている点だということです。企業でいうと会計システムなどなどが良い例です。グローバル化のブログにも書いたように、スタンダードは常に力の強い国が基準になります。それが現実です。



最初からアジアをターゲットにしていると、タレントの選び方も、教育も変わってきます。




これは企業人事の世界でも同じです。



韓流はマーケティング戦略→人材→教育→マーケティング戦術がアジア向けに作成されているのでしょう。


一方、日本は、マーケティング戦略の段階で日本戦略しか考えていないので、戦術においてアジアを検討してもすでに手遅れで修正がきかないのだと思われます。





昨今、韓国政府の後押しの話もよく聞きます。




自由経済のよう自由経済でない多くのアジアの国で成功しようとした場合、戦略と戦術面での政府の後押しは非常に効果があります。















つづく