「どうしてイメージすることでうまくいくんでしょう?」
「まあ、イメージするだけで全部が全部うまくいく
とは限りませんが・・・。考えてから行動するタイプ
の人って、自然と考えすぎて動けなくなってしまう
ところがありますよね?
それを、自分に対して違うイメージを与える
ことによって、一時的に動けるようにしている
んです。言わば、一瞬、呪縛を解くみたいな感じかな。」
「呪縛・・・。」
「そう。考え続けていると、不安や心配がだん
だん大きくなって、悪いことしか考えられなく
なってしまう。でも、実際やってみたら全然
大したことなかったってことありませんか?」
「よくあります。」
彼女は大きくうなずいた。
「案ずるより産むが易し、ってやつですよね。
だから、その悪い方に考えてしまう回路を中断
させるために、イメージを使うんです。」
「なるほど。」
「実はですね、人間の中には天使と悪魔がいる
んです。考えてから行動するタイプの人が何か
をしようとすると、悪魔が出てきて、いつも同じ
セリフをささやくんです。
『ほんとに大丈夫か?』って。
すると、このタイプの人は『いや大丈夫なわけ
ない!』って悪い答えを公式のように出してしまう
んです。すると、暗示にかかったように動けなくなってしまう。」
「すごくわかります。」
「でしょう? でも、イメージをうまく使うことで、
悪魔が天使に変わるんです。
『とりあえずやってみよう』ってささやく天使に。」
「悪魔が天使に・・・。面白いですね。」
「でも、今日のはもっと面白いトピックですよ。」
続く・・・・・