(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)
第98話 内気な女性の香水
「そういうとき、頭の中で、持っているバズーカを
マシンガンに持ち替えて、連射しながら敵地に
乗り込む姿をイメージをしてみてください。
そして、すぐに行動にとりかかってみる。
つまり、マシンガンモードに切り替えるわけです。」
「はあ・・・」
「疑ってますね?」
「疑って・・ます(笑)。」
「あらら(笑)。逆に、マシンガンタイプの人は、
場合によっては、バズーカに持ち替えてじっくりと
ねらっている姿をイメージすると上手くいくでしょう。」
「確かに、落ちついて取り組めそうですね。」
「ものは試し、ぜひやってみてください。
できたら、ダダダダダッとかドーンとか、音も
つけてやることをおすすめします。」
「これが今回の宿題ですね!やってみます。」
「では、また来週やった感想を聞かせてくだ
さい。次回は今よりも元気が出る話をします。」
「はい、ありがとうございました。」
軽やかな足取りで彼女が帰っていった。
香水か。微かに残り香が漂っている。
なかなか。
外が見たくなり、窓の側まで行った僕は、
ガラスに映った自分の顔が笑顔のまま元に
戻っていないことに気が付いた。
「いつからでも人は変われるんだよな。」
そうつぶやいていた。
【報告書】
氏名:水島 志保子
内容:行動の質と量をアップさせるために、
マシンガン・ライフル・バズーカを使い分ける
手法を解説。彼女は典型的なバズーカタイプ。
・・・・・・
宿題:行動力をアップするために、武器を持ち
かえるイメージ法を実践すること。
続く・・・・