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第103話 元気の意味


「まず、考えて頂きたいのが、元気って何か、ということ

です。元気って何だと思います?」


「そう言われると考えたこともなかったな。

えっと、活発な状態のことでしょうか?」


「まあそんなところですが、大辞泉によると、


1 心身の活動の源となる力。
2 体の調子がよく、健康であること。また、そのさま。
3 天地の間にあって、万物生成の根本となる精気。


となっています。」


「心身の活動の源・・・ということは、元気がないと、

心も体も動かないということですね?」


「そのとおりだと思います。だから、元気って大事

なんです。

『元気を出す』っていう言葉がありますよね? 

ちょっと注意深くニュアンスを感じて欲しい

のですが、『出す』ということは、内から外に自分で

出すみたいな感じしませんか?」


「します。でも、それが何か・・・。」


「元気を出すというのは、言い換えると、もともと

持っている元気が内側に隠れてて、それを外側

出す行為と言えるのです。」


「はあ。」


「で、ただ勝手に外側に出るわけじゃなくて、スイッチ

のようなものがあって、それが押されることによって、

元気の目盛が上がっていくのです。」


「元気の目盛が上がるスイッチですか?」



続く・・・・・・

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第102話 困った上司


「これを言い換えると、プラスエネルギーの目盛が3で、

マイナスエネルギーの目盛が6ということになります。

マイナスが6って結構高いですね。差し支えなければ

理由を教えてもらえますか?」


「はい。実は、上司に頼まれて大事な書類をお客様に

FAXしたんです。そしたら、そのお客様から書類に

書いてある金額が違うとクレームの電話がかかって

きたんです。

よく見ると単純な計算ミスだったんですが、『君はFAX

する前にチェックしなかったのか』って上司に怒られて・・・。」


「でも上司にチェックまでは頼まれてなかったんですよね?」


「はい。ただFAXするよう言われただけなんですけど・・・。」


「そういうことが結構あるんですか?」


「そうですね。その上司は、私に限らずそういうことが

多いです。何が言いたいのか理解できないこともあるし・・・。」


「いますよねぇ、そういう困った人。」


「ええ。でも、そういう人だってわかってるんだから、

もっと気を付ければよかったんです、私も。

そう思うとますます・・・。」


「うーん、そういうことなら、ますますここで元気を

出して頂きたいですね。ということで、本論に入ると

しましょう。まず、考えて頂きたいのが、元気って

何か、ということです。どう思います?」


続く・・・・・

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第101話 元気のメーター



「でも、今日のはもっと面白いトピックですよ。」


「はい。」


「今日のトピックは、『元気』です。ロボットにとって

元気って何だと思います?」


「うーん、エネルギーですか?」


「はい!そうです。冴えてますね。

今日は、そのエネルギーを操る方法をお教えします。」


「エネルギーって操れるんですか?」


「もちろんです。まず、考えてみてください。あなたの

元気のメーターをイメージで作ってみましょう。

そうですね、縦10センチ×横2センチくらいかな。

ちょうど短いものさしを縦にした感じをイメージできますか?


「はい、できます。」


「そのメーターには、右側に目盛がついています。下から

見て、0から1、2、3・・・10まで。」


「はい。」


「今のあなたの元気は、目盛で見ると、10段階中

いくつを指してますか?


「3くらいかな。」


ちょっと少なめですね。」


「はい。今日ここに来るの楽しみだったんですけど、

来る前に仕事でまたミスしてしまって。同僚にも迷惑を

かけてしまったんです。」


「そうですか。凹んでるんですね。では、もうひとつの

メーターをそのすぐ左側に置いてみてください。

それは、不安、怒り、寂しさ、悲しみといった

マイナスの感情のメーターです。」


「はいおきました。」


今の凹み具合は、目盛上、10段階中いくつですか?」


「10段階中6、ですね。」


「結構上がってますね?」


「・・・はい。」

 

続く・・・・・・・