過去

物心ついた頃からの断片的な記憶はたくさんあって
決して裕福ではないにしろ、
それなりに幸せな生活を送ってきたのだと思う。
離れていてもいつも気にかけてくれている人のことを
本当にありがたく思っていた。
遺伝子ってやつは想像以上に
多くの情報を子孫に伝えるのだろう。
自分の行動や言動にはっとすることも少なくない。
楽しい記憶はたくさんあるはずなのに、
その記憶を押しのけて現れるのは、一番悲しい記憶。
心の準備をして、現実を受け入れたつもりなのに、
思ったほど昇華しきれていない。
今も、今日も、
どこかあきらめるような気持ちを持ったまま暮らしている。
一番叶えたい夢は叶わない。
それでも明日という日を受け入れていくことが、
自分に求められているのだろう。
だから、一日でも長く生きていくことに意味を感じる。
今日は、13年前の今日亡くなった母のためだけに。
ありがと。

