私、某所で書籍紹介のサイト担当をしております。
とっても地味なサイトですが、担当するサイトの中では、好きな仕事です。
著名な方々がお勧めする書籍を、プロ編集者の方が責任持ってご紹介する。。。
という、何とも贅沢なお仕事です。
つまり、色々な読書家の『面白い!ねえねえ、これ読んで!!』というフィルターを通って来た書籍が、手元に来るのです。
ああ、何てオイシイお仕事。
今日はそんなお仕事で、西原理恵子さんの『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を扱いました。
ご本については、斜め読みです。(だって、お仕事の時にがっつり読めませんもの!)
でも、漢字にはルビが振ってあり、文字も大きくてやさしい文体で書かれておりました。
お子さんからお年寄りまで、面白く読める事請け合いです。
でも、真に読んで欲しいのは、『どうして働くの?』などという、モラトリアムな命題に浸っているそこのアナタ!
読むべきです。
答えはありませんが、考え方の一端にはなります。
本のあとがきには谷川俊太郎さんからの4つの質問が掲載されていました。
【西原理恵子さんの答え】
・何が一番大切ですか?
⇒かぞくとしごと。
・誰が一番好きですか?
⇒たくさんあります。
・何が一番嫌ですか?
⇒にくむこと。
・死んだらどこへ行きますか?
⇒あの花の咲くむこう。
私なら、何て答えるだろう?
考えました。
インスピレーションで、即答した結果がこれ↓。
【ぺこさんの答え】
・何が一番大切ですか?
⇒今というこのとき。
・誰が一番好きですか?
⇒家族や友人を含めて、私が愛している人。
みんながそれぞれのポジションで一番です。
・何が一番嫌ですか?
⇒失うこと。(いろいろを)
・死んだらどこへ行きますか?
⇒死んだら…どこへ行くんでしょう。
『どこか』を想うのは、遺された人の慰めで。
死んだ人は動けませんからどこにも行かず。
ただ『故人』と言う名前の物体になる気がします。
(生きている人が動いてゆくのです。)
うーん、、、我ながら即物的です。
まあ、私にとって生死の問題は、今は刹那で考えるしかないのですけれども。
皆さんはどんな答えを持ちますか?
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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)/西原 理恵子

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