皆さまオハヨウゴザイマス!
本日ご紹介しますのは、なんともつまらないオハナシ。
つまらないのは、本日の話題ではなくて、つまらない事になりそうだ、という話題でございます。
2018年アワードシーズンもいよいよ大詰めとなりまして、今週末、2月18日はBAFTA英国アカデミー賞の受賞式でございます。
なんと今年はBAFTAも、ゴールデングローブ賞に倣い、女性陣は黒のドレスで参加する運びとなるようです。
ゴールデングローブ賞(『ビッグ・リトル・ライズ』の皆さま)
お恥ずかしながらわたくし存じませんでしたが、なんでも先月、BAFTAの参加者の間に出回っている黒ドレス着用を呼び掛ける文書がエンターテイメント情報サイトDeadlineに、掲載されたそうなのです。
わたくしはMailOnlineでの又読みですが、文書には「素晴らしいムーヴメントを大西洋のこちら側でも続けよう」とあり、黒いドレス着用は「強く、統一され、かつシンプルな声明である」と書かれていたそう。
わたくしモチロン!このムーヴメントには大いに賛同いたしますが、黒ドレスによる抗議は、大歓迎とは言いかねますですよ。
ゴールデングローブ賞、見事に黒ドレスばかりで、男性陣も支持を表明して黒タキシードでしたから、本当に真っ黒でした。お一人お一人見るとそれぞれ美しいドレスで素敵でしたが、一歩引いてみましたらやっぱりつまらない!
上の写真をご覧ください。ニコール・キッドマンのドレスはジバンシイのもので、レースがとっても美しく、繊細なディテールでニコールにとっても似合っていました。
でもグループショットでみますと、埋没しちゃって美しさが全然伝わってきません。
先月28日に開催されたグラミー賞では、出席者はみなそれぞれカラフルなドレスを着つつも、白いバラで「TIME'S UP」運動を支持。
しかもですね、その白バラも大振りのバラや小さいバラ、小さいバラを複数付ける人もアリで、それぞれ個性があってとっても良かったです!
ドレスに付ける人アリ、手に持つ人アリ、それぞれ着用法もバラバラで。
それなのに、大西洋隔てたイギリスでもまた黒ドレスですよ。面白みがないったらありゃしない!
文書が出回ったのが先月ということですから、グラミー前だったのかもしれませんね。
それにしても、ひねりがありません。
さて、このBAFTA黒ドレス騒動でわたくし以上に頭を悩ませておいでなのが、英国王室のケイト妃。(ホンモノプリンセスと自分を並べてみました)
ケイト妃&ウィリアム王子@昨年BAFTA
ウィリアム王子が2010年からBAFTAのプレジデントを務めていますので、ご夫婦はBAFTA授賞式に出席のご予定です。
そこで問題となるのが、ケイト妃黒を着るべきか問題。
ケイト妃は一国のプリンセスですから、いかなる政治的運動とも距離を置くのがルール。
でもですね、今回のこの運動は政治運動と言いましても、どの政治団体とも関係ありませんし、性的暴力の被害にあった人を支援するための運動ですよね。
そんなムーヴメントに参加しないのが果たして正解なのか。
しかも全員黒の中でケイト妃だけカラフルだったら目立つことこの上ない!
さらに、政治的な問題だけでなくロイヤルのマナーとしても、黒一色のドレスを着てイベントに登場するのはマナー違反なんだそう。
これはケイト妃どうしたもんだか困りものですね。
でも天下の英国王室、ブレーンも沢山、指折りを集めておいででしょうから、英知を集結して結論を出すことと思われます。
ですから残るはわたくしの問題!(大きくでました)
ロイヤル絡んだこんな大問題もありますし、皆さま文書回覧の後で考え直して、他のアピール方法で支持を表明してくれることを祈るばかりでございます。
黒も、カラフルな中の一色だったらシックですが、黒ばかりでは味気ないばかり。
これは何に対しても同じですよね。皆違うからよいのです。多様性こそがパワーであり価値なのです!
(あれ、わたくし今日はいい事書いちゃいましたよ。ドヤ顔でこれ書いてます)
!!!お知らせ!!!
海外ドラマboardにて記事を書かせて頂いております。
今回は『Xファイル』のスカリーことジリアン・アンダーソンがPETAのポスターに登場!
ゼヒゼヒ!!!
こちらぽちぽちっとお願い致します!